オリジナル樹脂粘土でつくるマスコアートの花 講師をしています。
こんにちは。
週末ネタはお散歩記録ばかりなので、今日は本のご紹介を短く。
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
「汲む -Y・Yに-」(茨木のり子)より
『自分の感受性くらい』とか
『倚りかからず (よりかからず)』など
キッパリとした言葉で胸を突いてくる詩が印象に残る詩人・茨木のり子さん。
わたしは少し柔らかな「汲む」が好きです。
自分が自分であることを許してもらえたような、励まされたような気がします。
詩という短い文をどこまで勝手に引用してよいのかわからないので全文引用はしません。
収録されている本はいくつかあります。
引用箇所より前の6行。
そしてなにより、この後に続く3行は
この詩を既にご存じの方に強く響いているのではないかと思います。
言葉が厳しく感じられる「自分の感受性くらい」も、根底に流れているのは全て茨木さんの同じ温かさ。
時に自分の拙さをそのまま受け入れ、時に自らに発破をかけカツを入れ。
どちらも、自分を持て余し気味になったとき
背筋をシャンとして顔を前に向けよう
と思わせてくれる詩です
ごめんなさい。 詩の肝心な部分をほぼカットしているので紹介になってない?