昨日こちらをアップしましたが
発達障害そのものよりも
問題になることが多いのは
こっちじゃないか、という話。
魂の喜び研究家
心理カウンセラーの七咲佳那です。
先日、岡田哲也さんの
後から視聴したのですが
（現実的＆理論的で、タイトル通り、
地に足がついているスピ情報ばかりで
とても良かったです^_^）
その中で
岡田尊司さんの「母という病」
という本を紹介されていました。
その本では、例えばADHDという
人の心に敏感・繊細すぎる人も
子どもの頃に家庭の中でちゃんと
愛着が育まれていれば
（心の安全基地があれば）
逆に、人の気持ちがわかる
すごく優しい人に育つそうです。
なので、「発達障害だから」
誰々は人の言うことが聞けない、
人のことを傷つけてしまう...
と思われがちだけど
その場合は、
発達障害であること、ではなく
愛着障害を疑った方がいい
とのことで
もうね、
激しく共感 しました。
私の父は、たぶん間違いなく
アスペルガーだと思いますが
何度か、本人が冷静な時に
「自分は人の気持ちが分からない」
と言っていたのを覚えています。
それはなんというか
開き直りというよりも、
本人も諦めているような
本当に仕方がないことなんだ...
そういう自分なんだ...
というニュアンスだったんです。
今思えば、それがまさに
アスペルガーの特徴だったんだな、
と分かるのですが
でもね、父の数々の暴言、
意味不明なキレるポイント、
心を抉られるような言動は
そういうアスペルガーゆえの
「人の気持ちが分からないから」
ということよりも
その発達障害から派生する、
父の両親との関係や、
「出来そこない」のように扱われたことで
愛着や自尊心が適切に育たなかった、
祖母（父のお母さん）に
認めてもらいたかったのに
認めてもらえなかった、などの
低い自尊感情 や
愛着障害 が
原因としては絶対に
大きかったと思うんですね。
だってアスペルガーの人が全員、
そんな風に人を傷つけるように
なるはずがない、ですし
実際に、アスペルガーでも
両親にとても良くしてもらい
愛情を一身に受けて育った人は
とても穏やかな人に成長し、
自分の才能を見出して
活躍されてる人も実際いる、
と聞きました。
発達障害であることを
本人や親が知って、
その特徴の理解を深め、
具体的な対策を取ったりすることで
結果、ありのままの自分（子ども）を
受け入れることに役立つならば
それはプラスにしかならないと思います。
生きづらさを感じている人、拗れてる人、
誰かれ構わず攻撃してしまう人、
被害妄想が強い人、などは
実は、発達障害であることが
多いらしいのですが
私の経験からみても
仮に、発達障害があるとしても
それが攻撃性や被害妄想の
直接の原因になっていることは少なくて
それゆえに、親から理解されなかった、
なんでこんなことも出来ないんだ！
などと言われて育った、
他の兄弟と比べられて惨めな思いをした、
自分はダメな人間なんだと思い込んでしまった、
などの、二次的被害のような
愛着障害が起きやすいので
そっちが原因になっていることが
とてもとても多い気がします。
なので、私が娘にできる最善のことは
過去も未来も一つしかなくて
しっかりと
スキンシップをとって
愛情をかけてあげること。
そしてこれ↑をする
（愛情をかける）ためには
まず、
私自身が幸せで在ること が
大切なことかな、と思います。
お母さんが幸せな姿を見せることが、
一番、子どもの情緒を安定させると
私は信じています。
私自身も、だいぶ癒えてきたとはいえ
愛着障害ありますから
子どもと一緒に
「自分の心」を育てる気持ちで
子育てをしています。
甘えるとこには甘える。
頼るとこには頼る。
「助けてください」と
「ごめんなさい」と
「ありがとう」が言えれば、
人は生きていけますから。
自分でやれることは、やるけどね。
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