先週末、高校時代の友人が天に召されたという




知らせを受けました携帯




まだ43歳でした。




早すぎます。




無念だと思う反面、




「よくがんばったね、




もうゆっくり眠っていいよ」という




気持ちも正直ありました。








友人は甲状腺の状態が悪く入院して、




強い薬を投与されたようで、




病院側が異変に気付いた時には、




意識不明の状態になっていました。




意識が戻らない状態で




4年間も入院していました。




私は離れて暮らしていたので数えるほどしか




お見舞いには行けませんでした。




お見舞いに行くと、目はパッチリ開いているのに、




会話のできない無表情の彼女がそこにいました。




でも声掛けすると、話そうとして、




舌を一生懸命動かしてくれていたようにも




思えました。




私はアロマセラピストではないけれど、




脳に何とか刺激を与えたい!と思い、




寝たきりで、冷たく硬直してしまった手足に、




持参したアロマオイルを塗布し、




トリートメント(マッサージ)してみたことも




ありました。




一瞬だけだったけれども、血行が良くなり、




手足が温かくなってくれたのを実感しました。




今思うと、それが彼女との最後に




なってしまいました。








私は、通夜や告別式には参列できませんでした。




そのせいか、正直、まだ彼女の死が




現実味がなくって・・・




これからじわじわと寂しくなっていくんでしょうね。








でも短すぎます、彼女の人生。




人生意味のないことはないってよく言うけれど、




神様は、彼女の最後の4年間という月日を




どう人生修行させたかったんだろう???








でも残された私たちにとっては、




彼女の生きざまは、とても意味があったと思います。




「これからの人生、どんな状態であろうと、




悔いのないように、精一杯生きるんだよ」




というメッセージを彼女が身をもって、




無言で発信してくれた気がしてなりません。




あなたの分まで、精一杯生きてみようと思います。




私たちを天国から笑って見守っていてね。