使わないけど捨てられないもの ブログネタ:使わないけど捨てられないもの 参加中
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有楽町を歩いてたら、就活中ですか?と聞かれたよ。

基本は家に帰ると、畳とテーブルが僕を待ってる。そこで、お茶を沸かしたり、畳の目を数えたり、本を読んだり、本を捨てたり、体育座りしたりする。
そして、休みがきたら、友達と遊んだり、ライブを見に行ったり、恋をしたりする。そして、その帰り道、あの娘のことを思い出す。楽しかったこと休日があの娘との思い出に包まれて、最近の恋は薄いとか悲観して、空は晴れてるのに僕はどんよりしていて、とぼとぼと歩いてしまう。

そう、使わないのに捨てられないのは、いつもあの娘のこと。思い出は全部、崇高な物になっちゃって、軽はずみだった僕を軽視して、今日も休みが来ないかなーなんて思うんだ。こういうネガティヴにはならないぜ、と思いながら過ごすのさ。なんてね


-KEN5-
無人島に1人。最初に何する? ブログネタ:無人島に1人。最初に何する? 参加中
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これは、僕が無人島に降り立ったときのことだけど、もう、船が嵐に遭ったときは生きた心地がしなかった。っていうか、最初は天候の神様にイラついてた。船で同室になった男-そいつは神奈川出身のニートだったんだけど-、とポーカーをしてたんだけど、船が大きく揺れたことでカードがバラバラになった。ゲームは僕のほうが大分勝ってたから、そいつはここぞとばかりにカードをばらまいて、机をひっくり返した。それでイラっとしたんだけど、予想外に船の揺れが大きくなるんで、それどころじゃなくなってきた。必死に周りの柱に掴んでいたら、いつの間にか非常ベルがなっていた。こいつは困ったぞ、と思っていたら、廊下に出てみると騒乱状態で、水が浸水してきたあたりから覚えていない。海に投げ出されたあとは、よくわかんないけど、木材にしがみついていたって状況だった。

だから、無人島に漂流したときは、生きているのかどうなのかも分からない状況だった。あまりにその辺りは穏やかだったからね。太陽を見れば、もうすぐお昼ってぐらいに上まで昇ってたしね。つまんない回答になっちゃうけど、無人島に一人で、まず自分の体を確認した。そして、周囲を見渡した。誰もいなかった。ニートも。でも、ニートが海のもくずになったとは思わなかったし、考えもせず、すぐ忘れた。それより、きっと、みんな心配しているだろうなと思って、お金はなかったけど、砂をはたいて、タクシーを捜し始めた。そしたら、道路がないから、まいったなー、山奥かななんて想像して、もう一回、砂浜まで戻って状況確認した。そこで、自分が島にいるって気づいた。大声で叫んだよ。誰かいないかなって。ここは住居の反対側なのかなって。夕方くらいまで、かなり焦ってた。でも歩けども歩けども、人と会える気配がなくて、疲れたし、山道は虫がいそうで嫌だったから、砂浜に戻って、寒いけど、ガマンして夜を明かしたら、次の日に助けがきた。よかった。


-KEN5-
理想の友達 ブログネタ:理想の友達 参加中
彼のことを話すのは初めてだと思うけど、あいつは見かけよりも足が早い。

彼の部屋に行ったことはある?壁にカウボーイの絵が書かれていて酒場で一人で笑っているんだ。陽気というよりも、どこか淋しそうな感じだ。靴も汚れているし。

ケヴィンはほんとはミュージシャンになりたいらしいけど、国の家族に心配かけれないって英会話の先生をやってた。でも、それも色々な社会の事情でダメになって、最近はあんまりよくないチンピラと会ってるらしい。止めるように言いたいんだけど、円高だし、まとまった金が欲しいからだって。

あんまり深い話も個人情報だし、このくらいで止めるわ。以上、理想の友達でした。