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27時のシンデレラはいずこに

誰にも大事な人はいます。それは既知か未知か、いずれかです。目の前にいたとしても、気づいているか、いないかは、案外、無自覚の可能性もあります。日常のふれあいの中で、そんな「1人」を発見できたら幸せです。

【第2試合 光星学院 6-3 東海大甲府】
◆北條史也(光星学院)内野手。右投げ右打ち。

昨夏からレギュラーで、甲子園ではお馴染みの遊撃手。177cm75kgで、守備でもはつらつとした動き。肩も強く、送球も正確。守備でも即戦力。

でも、売りはなんと云ってもその打撃。春も長打力&勝負強さを発揮してましたが、更に凄みが増した印象。

今日は2打席連続の本塁打を打ちました。しかも、どちらもバックスクリーンへという豪快さ。

2本目は丁度、テレビを見始めタイミングで、その豪打を生中継で観ました。
スタンドイン後、ベースを1周する間、ぼくの体は固まってしまいました。アナウンサーも直後、「心臓がドキドキする、観た後、凄い感じがする打球です」と寸評を語っていました。これで今大会4本目。清原和博(PL学園)の5本塁打と肩を並べる直前です。

腰の入った力強さは抜群。フォロースルーもとても大きくて、打球の伸びを生み出す最大の原動力となっている。
プロ入り後が楽しみ。
【第2試合 宇部鴻城 12-7 佐世保実 】
◆木村隆志(佐世保実)投手。左投げ左打ち。

頭の位置がぶれない綺麗なフォーム。投球動作も、ギクシャク感がなく、腕の振りも、肘を中心に回転も無理がない。

ランナーがいないときは間髪入れずにテンポよく投げ込んで、自身にリズムをつけていた。

178cmの体格と変化球の制球力良い点から、もっと球速も出そうな気がするのに、130kmちょっとというのが解せません。ですから、やはり打たれます。5回の途中、まだリードしている段階での降板。チームは劣勢の度を大きくし、8回に再登板しましたが、挽回しきれませんでした。

佐世保実は、船の係留用ロープを使った縄跳びや、重さ20kgの丸太を抱えて走るダッシュなど、下半身強化には時間と工夫で、かなり真剣にやっています。

木村投手もそれをやっている割には、球が遅い気がします。球筋も綺麗なので、打者にはミートし易い、という欠点(?)にもなってしまっている気がします。

もしもっと“上の野球”で活躍したいならば、「上半身強化」をテーマに本格的なトレーニングを積めば、かなりな実績を残せる器だと思います。
【第4試合 仙台育英 6-3 飯塚】
◆上林誠知(仙台育英)外野手。右投げ左打ち。2年生。

初回のランナー1、3塁の場面では、右投手の内角球を引っ張ってのファーストライナー。
3回の第2打席は、おっつけてレフト方向のヒット。

180cm70kgの細い体型ながら、ボールを呼び込む「間」を作れるせいか、バットコントロールが巧み。打席内での堂々とした身のこなしに大物感もあり。

中堅手というポジションもできるということは、脚力も備わっていると視る。将来性あり。