おじいさんとの出会い
昨日、素敵なおじいさんと出会いました。
母と整骨院の待合室で待っていたところ、母がおじいさんにこんにちはと挨拶したのがキッカケで会話が始まりました
(田舎のいいところね)
そのおじいさんは75歳くらいの元中学の校長先生で、現幼稚園の園長先生らしい。とても優しい目とよく笑う笑顔が印象的だった。
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僕はね、社会で働いてみて、勉強のありがたみを知ったんだよ。
そして、本当に学びたい事が何かってのも分かったんだ。
だから60歳の頃、大学に入学して若い子たちに混じって勉強をした。
誰も寄りついてくれんやろうと思ってたら、いつの間にか同期の輪の中心におった。不思議だよねぇハハハ。
そして、その後スウェーデンにも留学をしたんだ。
すると福祉や教育が日本と違うことに驚いた。
日本は、高校に行ったら何となく大学に行かないといけないという雰囲気だから、まだ本当に何を学びたいか分からないまま、受験して入学するでしょう。
でも僕はスウェーデンに行って分かったんだ。あっちの人は、高校を出たら一度社会で働く人も多い。するとね、本当に自分が何を学びたいかという事が分かるんだよ。そしてその気持ちを持って大学に入ると、勉強が楽しくて仕方がないから一生懸命する。
人間はさ、無理矢理やらされるとしたくなくなるんだよね。今の大学生で、本当に学びたくて一生懸命勉強をしてる人はどれくらいだろうね。
人生はいつやり直しても遅くないんだよ。
本当に自分がしたい事や学びたい事を見つけられた人が、一番幸せなんじゃないかと僕は思う。
大事なのは気持ちの持ちようだよ。今日からあなたは18歳!そんな気持ちでイキイキ毎日過ごしてほしい。
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なんだかジーンときて、整骨院で人生の先輩からこんな素晴らしい話を聞けるとは全く思っていなかったので、聞き入ってしまった。
私は、後ろ向きな考えも多くて、人とのコミュニケーションさえ億劫な時もある。
母といなければ、待合室で誰かが来ても挨拶なんかせず、携帯をいじっていただろう。
全ては巡り合わせだった。
あの時間に母とあの場所にいてよかった。
あの優しい笑顔と、最後にハイタッチをした時の温もり、絶対に忘れない。
また絶対にどこかでお会いしたいと心から思いました。
その時は、人間的に少しでも成長していられればいいな。









