娘は、浪人時代から心療内科に通っている
通っているといっても、ずっと通っていたわけではなく
行かない期間もけっこうあった
本格的に通い始めたのは、やはり大学を休学してからだったと思う
自分の行きたい大学に行くことが出来ないという事実から目を背けて
毎日、ベットの上で横になっていた
一日一食しか食べず
何もせず、毎日を過ごしていた
心療内科は、3か所くらい、転々とした
今のおじいちゃん先生とは、娘は合うらしく
ここ3年くらい、その先生のお世話になっている
私は焦りか、受診し始めた当初、先生にあれこれ聞いてしまうことが多かった
先生は「気に入らなかったら、別のところに行ってもいいんだよ?」と、そっけない態度をとることもあった
でも、娘には優しかった
娘が話すことは全肯定してくれていたし
娘も、先生には話をしていた
でも、気分が乗らない時は、娘は病院も行かなくて
(私が受診するわけじゃないのに)
電話での診察にしてくださり
半年くらいは、私一人で病院に行っていた
ある日、診察を終えた私に、先生が
「お母さん、いつもご苦労さん。大変やね」と
言ってくれたのだ!!!
大人でも、褒められると嬉しい
こんな状況で、先がみえない子供の世話をしていて
辛くて仕方がない時に褒めてくれた…
嬉しくて、泣きそうになった
いや、待合室で泣いた