ご無沙汰しております。
少しだけ日常が戻りつつあるので、忘れないうちに、残しておこうと思い、ブログに戻ってきました。

実は先日母が交通事故で亡くなりました。
電話で姉に呼び出され、「とにかく急いできて!気をつけて、急いできて!」と言われ、いつも家にいる娘も「行く」というので、そのまま、いつもの買い物のかばん一つ持って、車を運転しました。
実家は少し遠く、着くのは遅かったのですが、最後の2、3分だけ、母と会うことができました。
意識はもうなく、「会えた」と言えるのかどうか、わからないけど。
でも、手があったかかった。

娘にとっては、身近な人の初めての死。
もう大人なので、かなりショックを受けたようでした。
何も持ってきていないので、私達はとりあえず一度家に帰ることにしました。
帰りの車の中で、「おばあちゃん、私が大学生になるのを楽しみにしていたのに。おばあちゃんが生きている間に、大学生になれなかった。もっと、ちゃんと勉強すれば良かった。なんやかんや言いながら、私は勉強をやらなかった。」と、大泣きしていました。
私にも、「あっちいってよ!とか、嫌いや!とか言ってごめん。本当は好きだから。」と。
人は簡単に死ぬんだと思ったみたいで。
今、言わないと後悔すると思って、言ったんでしょう。
私への謝罪と気持ちを。

親を亡くした私の方が大泣きしたいのでは?と思いましたが、「ええよ。気にしてないよ。」と言いました。
「大学生になった姿を、おばあちゃんに見せてあげたらいいやん」と。

本音は、「今頃気づいたんかいな」という気がしたけど、泣いて謝罪している子に、意地の悪いことを言うたらあかんなぁと思い、娘の言うことを聞いていました。

真夜中、二人で車の中で泣きながら帰りました。

続きます。