過去記事からの続きになりますが…
幸福をもたらすと考えられていること、と
実際に幸福を感じられること、は違う?という疑問…
たとえば、宝くじ…
宝くじで○○億円当たればかなりハッピーになれるはずですが
その幸福感はわずか3か月しかもたないようです。
(いや、そんなバカな…)
信じがたい話です。
その幸福感はわずか3か月しかもたないようです。
(いや、そんなバカな…)
信じがたい話です。
『 ハーバード大学の心理学者、ダン・ギルバートは、宝くじの当選者を調査した結果、当選したときの幸福感は「平均して3か月で消えてしまう」ことをつきとめた。大金が銀行口座に振り込まれてから3か月後には、あなたはそれ以前に感じていたのと同程度の幸せ、あるいは不幸せを感じるようになるのである。 』
なぜこのようなことが起きるのか?
原因のひとつは「順応」の影響です。
いいかえると、慣れてしまうからにほかなりません。
銀行の役員になった著者の友人のお話が紹介されていました。
昇進と同時に収入が急激にアップした彼は、チューリッヒの街中を離れ郊外に引っ越すことにしました。
9つの寝室とプールがあり、窓からは美しい湖と山が一望できる豪邸です。
はじめは幸せいっぱいの彼でしたが、半年後にはこれまでになく不幸せそうになったそうです。
彼はこう言いました。
「仕事から帰り、玄関のドアを開けても、これが自分の夢をかなえた家だとは思えないんだ。
学生のときに住んでいたワンルームに入ったときと、気分はまったく変わらないよ。」
はじめの頃に味わった満足感に慣れると、
それを上回る満足感を経験しないと満ち足りた感覚にならなくなるのです。
9つの寝室とプールがあり、窓からは美しい湖と山が一望できる豪邸です。
はじめは幸せいっぱいの彼でしたが、半年後にはこれまでになく不幸せそうになったそうです。
彼はこう言いました。
「仕事から帰り、玄関のドアを開けても、これが自分の夢をかなえた家だとは思えないんだ。
学生のときに住んでいたワンルームに入ったときと、気分はまったく変わらないよ。」
はじめの頃に味わった満足感に慣れると、
それを上回る満足感を経験しないと満ち足りた感覚にならなくなるのです。
「満足の踏み車」と呼ばれる現象。
ねずみの巣箱にある踏み車。
走っても走っても踏み車が回転するだけで前へちっとも進まない。
人の満足感も同じようなものなのです。
走っても走っても踏み車が回転するだけで前へちっとも進まない。
人の満足感も同じようなものなのです。
新しいものを購入しては、順応し、また新しいものに魅了されて購入しては、また順応する。
おそらく、宝くじでも大金を手にした満足感に順応してまうのでしょう…
たくさんの物を手に入れる = 幸福
という公式が成り立たないのは間違いなさそうです。
たくさんの物を手に入れる = 幸福
という公式が成り立たないのは間違いなさそうです。
そこで、本書がオススメする幸福を持続するヒントが以下。
『 調査例は少ないものの、科学的にも実証されている「幸せを長く感じ続けるためのヒント」を挙げておこう。
①長いこと試してみても慣れることのできないネガティブな現象、たとえば、通勤、騒音、慢性的なストレスといったものを避ける。
②車、家、ボーナス、宝くじの賞金、金メダルといった物質的なものによる喜びの効果は短期間しか期待できないことを知っておく。
③ポジティブな効果を長続きさせるためには、できるだけ多くの自由な時間を手に入れ、自分の意志で行動しよう。たとえ収入が減ることになったとしても、もっとも情熱を感じられることに時間を割き、友情をはぐくもう。 』
慢性的なストレスを避ける
物質的な喜びは続かないことを知る
自由な時間を手に入れる
自分の意志で行動する
情熱を感じられることをする
友情を育む
こんな感じでしょうか…
残念ながら、私たち一人ひとりに与えられた「時間」や得られる「資源」には限りがあります。
よって、「時間」や「資源」の配分先は重要になってきます。
その配分がその人の人生です。
「時間」の投入が幸福感をもたらしているかどうか?
「資源」の投入が幸福感をもたらしているかどうか?
もしうまくいっていないならどれをどのように配分しなおせばよいか?
その配分を改めるときに、このヒントは使えるな、と感じました。
最後まで読んでくださりありがとうございます( ̄▽+ ̄*)
ロルフ・ドベリ
1966年、スイス生まれ。ザンクトガレン大学卒業。経営学博士。スイス航空子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任の後、ビジネス書籍の要約を提供するオンライン・ライブラリー「getAbstract」を友人とともに設立。香港、オーストリア、イギリスおよび長期にわたりアメリカに滞在。科学、芸術、経済における指導的立場にある人々のためのコミュニティ「ZURICH.MINDS」を創設、理事を務める。2012年、論理的思考トレーニングコース、インターネット・アカデミー「CCADEMY」を開設。35歳から執筆活動を始め、これまでに6冊の小説を発表。ドイツの日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング、週刊誌ディ・ツァイト、スイスの週刊誌ゾンタークスツァイトゥングにて「思考の落とし穴」に関するコラムを連載。その他、アメリカのワシントン・ポスト紙をはじめ、エコノミスト紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙など、世界の有力新聞、雑誌に寄稿。スイス・ルツェルン在住。
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