その代わり、相手のビジネス界での地位にかかわらず、さらにはビジネスに携わっている人でなくても、私はその相手と人間関係を持ち、人として知ろうとすることに焦点を当てています。誰にでもみな興味深い部分があると私は信じています―それが何なのかを見つければいいのです。そして、どちらかと言えば、ビジネスの世界に「いない」人との関係のほうがずっと面白いことに気づきました。というのも、彼らはほぼ必ずユニークなものの見方を教えてくれますし、彼らとはずっと純粋な関係を持てることが多いからです。
何かを獲得しようとするのではなく、友情を築くために、あなたが知り合った人に対してどうすれば心から関心を寄せられるかを見出すことができれば、おかしなもので、いつか将来、ビジネスかプライベートでほぼ確実に何かの恩恵を受けるものです。
どうしてそういうことが起こるのか、なぜうまくいくのかは実のところわかりませんが、その人を個人的に知ることで何か得るものがあるのは、たいてい付き合い始めて二、三年後です。そして往々にして、付き合い始めた頃はまるで想像もしなかったことが起きるのです。たとえば、友人の妹の隣人があなたがコンタクトしようと努力していた会社のバイス・プレジデントとして迎えられたとか、二年前に知り合った人の新しいテニスのパートナーがあなたがこの半年間求人をかけていた仕事にまさにピッタリだった、という具合です。
ザッポスは創業から一〇年が過ぎたところです。一九九九年に売上げゼロからスタートし、二〇〇八年には総売上が一〇億ドル以上に成長しました。何度かあった会社の大きな転換点を振り返ってみると、そのほとんどがまったくの幸運の結果でした。私たちがまったく予想だにできなかった形で起こったことなのですが、いずれもそれが起こる二、三年前から築いていた人との関係の賜物でした。
ですから、私のアドバイスは、従来のビジネス感覚の「ネットワーク」作りをやめて、その代わりに、友情そのものが報いとなるところで、友人の数を増やし、友情を深めるようにすることです。友人関係が多様化するほど、いつか将来、その友人関係からビジネスでもプライベートでも得るものがあることでしょう。得られるものが何かはまるでわからないでしょうが、あなたの友情が純粋なものなら、友人関係ができてから二、三年後に魔法を使ったかのようにその恩恵を受けることになるでしょう。』
トニー・シェイ
『顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説 アマゾンを震撼させたサービスはいかにうまれたか』

こういう人間関係の構築ってステキですね。
最近、アップする記事が長文になってきてます( ̄ー ̄;
これくらいのほうが読みごたえがあるかな、と…誤字脱字に注意!!
ちょっとした空き時間にひまつぶしになって…
興味深い記事をアップしていきたいです(*^ー^)ノ