幕開けからわずか3日目での菊之助さんの事故のニュース
本当にびっくりしました
が、それ以上にびっくりしたのが、公演を続行するとのお知らせ
大丈夫なの!?と心配しつつ、観劇してきました
昼・夜通しはきついので、2日に分けての観劇
時間が許すなら、やはり日を分けて観劇するのがおすすめ
集中して見てしまうので、結構疲れます(私は1日通しは無理)
左腕負傷のため、菊之助さんの宙乗りや立ち回りが大幅に削られているとは知っていました
元々の演出を知らないのでなんとも言えないのですが、確かに見せ場は減っているだろうな、というのが正直な感想
だからナウシカよりも、クシャナ殿下の方が目立つというか印象に残るというか
クシャナ殿下、ナウシカを食ってました(笑
七之助さんは、底意地の悪い女は本当にお上手なので、クシャナ殿下そのもの!!!
見応えありました
そして、想像以上に歌舞伎でした!!!
宮崎駿さんがOK出したくらいだから、ナウシカの世界観は絶対に壊されていないだろうとは思っていました
でも、歌舞伎ファンも十分に満足させるくらいの歌舞伎
(私は大した歌舞伎ファンではないですが)
ナウシカファンからも、歌舞伎ファンからもブーイングが起こらなそう
本当に、このナウシカ歌舞伎を生み出した人たちを尊敬します
ワンピース以上に歌舞伎でした(私の独断的な感想)
歌舞伎って、あの世とかこの世に存在しないものを表現するのに適した演劇なんだな、と改めて思わされました
歌舞伎以外にナウシカの実写化は難しいのでは、と思うくらい
本当にナウシカであり歌舞伎なんです!!!←語彙力ないなー
歌舞伎なので、衣装は基本和服&甲冑
(ユパさまは原作のような帽子は被ってるけど、袴はいて二刀流)
音楽も三味線・笛・琴・太鼓など、いつもの歌舞伎で使われる楽器
これらの楽器で、ナウシカ映画のおなじみの曲が演奏されます
ストーリーは原作の流れそのまま
映画の部分は昼の部の第1幕(序幕)で演じられます
もちろん、王蟲や巨神兵もちゃんと出てきますよ、目も赤く光ります
プロジェクトマッピングや、幕に映像を写すなどして、ナウシカの世界が表現されています
映像技術も駆使して、(しつこいですが)本当にナウシカ世界を体験できます
歌舞伎ファンも喜ばす、歌舞伎演出も多々あります
私が分かったのは、弁天小僧、勧進帳、連獅子からの引用、ミラルパの公家悪の隈取り(車引の藤原時平公のイメージ?)くらいかな
一緒に見た歌舞伎通に言わせると、その他にも義経千本桜や関扉、伊達の十役(これは昼・夜の幕開けにストーリーの解説をするという手法ね)などなど、いろんな歌舞伎名場面を彷彿とさせる場面があるそうです
だから、歌舞伎ファンの(分かる人には分かるという)ファン心をくすぐりまくるそうですよ(笑
歌舞伎「風の谷のナウシカ」特注の幕
ストーリーになっていますよね
最下段右が巨神兵、最上段右が「青き衣を纏て・・・」の絵です
この幕を使って、昼・夜最初に登場人物などの説明がされる、丁寧な演出♪
大好きなナウシカを舞台で見られて本当に幸せでした
欲を言えば、本来の演出で迫力ある舞台を見たかったですが・・・
再演されることを強く望みます!!!

