バイデンが やっと撤退を決断した。
大概の予想通り
共和党と民主党 それぞれの候補者指名大会の
間での 撤退表明だった。
世論調査では
銃撃事件のあと バイデンはトランプに
その差を広げられる傾向にあった。
もうろくした大統領候補を引下げるのに
民主党は ひと苦労。
土壇場での候補者交代は
誰が取って代わっても
ほぼ勝ち目が無いに等しい。
ハリス副大統領の能力に疑問符をつける向きも
あるが
所詮 副大統領は目立たないもので
優秀ならバイデンは副大統領に
しなかっただろう。
クリントン女史に次ぐ女性大統領候補に
なりそうなタマラ・ハリス氏
見えないガラスの天井がある という
言葉を残したクリントン女史。
ハリス副大統領は
その見えない天井を破れるだろうか?
ジャマイカとインドの血が流れる
黒人系とアジア系で なおかつ女性大統領候補。
いずれにしても
もし 大統領となれば 初尽くし。
トランプには絶対に投票しないが
バイデンにも入れたくないと思っていた
特に 中道リベラルな無党派層が
ハリスをどう受け留めるかが
結果を左右する。
白人 男性優位の傾向が
まだまだ強いアメリカ社会で
クリントン女史は総得票数では
トランプに勝ったが
獲得代議員数で敗れた。
間接選挙の不合理なところだ。
時代の変化 民主主義の進化
人権擁護の高まりなど
新たな社会の傾向がハリス副大統領に
集結すれば
ひょっとしたら 勝機が見えて来るかも
知れない。
次回のテレビ討論会で
元検事だったハリス副大統領が
トランプの多数ある罪状を鋭く追及出来るか?
そしてトランプに刑事犯罪者のレッテルを
貼れるかどうか?
形勢逆転に向けて最後のチャンスかも知れない。
如何せん
投票日まで4か月足らず
何にか ビッグサプライズで
ハリス副大統領にプラスになる風が
吹かない限り
トランプには勝てないだろう。