自分が納めた税金が 押し寄せる移民たちに

使われるのを 快く思わない人々の多くが

移民排斥を訴える

極右政党支持に変わりつつある。


ヨーロッパで勢力を拡大しつつある極右は

移民排斥と自国ファーストを

皆 共通して主張する。


第一次世界大戦敗戦後のドイツも

同様だった。


多額の戦後賠償に喘ぐドイツ国民は

日々 食うや食わずの生活を強いられる中

金融業で財を成したユダヤ人たちに

ドイツ経済を牛耳られ

彼らの裕福で優雅な生活ぶりを

妬むようになった。


そんなドイツ国民の心の隙に

ナチスヒトラーは甘い言葉でつけ込んで行った。


一旦政権を握ると豹変

独裁恐怖政治に。


耳ざわりのいい言葉も

国民の為の政策も

侵略戦争という軍国主義に

全て 打ち消されてしまった。


正に 現行のプーチンの暴挙は

そのデジャヴを見せられてるかの様だ。


ヒトラーもプーチンも

共に 民主的な選挙で選ばれて出て来た。


民主的選挙による民意が

常に正しい選択をするとは

限らないという典型例だ。


国民に向かって 耳ざわりのいい事ばかり

言う政治家を

絶対に信用してはならない って事だけは

肝に銘じておくことだ。