ギリシャで観光客が
熱波で亡くなった。
インドでは気温46度を記録してる。
ラスベガスでは48度を観測した。
メッカでは巡礼者が1300人以上亡くなった。
当時 気温が50度を超えていたそうだ。
世界的に気温上昇が激しくて
熱波が人の生命を脅かしてる。
地球沸騰化は本格的になりつつあって
干魃と洪水という極端な気候に
世界各地で食糧生産に支障が出てる。
ロシアによる戦争で物価高なところに
更に 拍車をかける結果になってしまってる。
コーヒー豆 カカオ オレンジ
ワイン用ぶどう オリーブ コーン
鶏肉などなど
日本でも 昨年暑さで 米収穫量が減った。
今年は もっと減る可能性が高い。
暑さに強い品種開発が急務だ。
円安で海外買付けで
日本は買い負けして 思うように手に入れられ
ない状況が続いてる。
えっ!こんなモノまで輸入が主力だったのか
というモノが多く
値上がりどころか 品不足になるモノが
続出し出した。
気候変動は地球の食糧生産を
確実に減少させており
食糧は今や兵器と並んで
完全に戦略物資となってる。
食糧需給率が4割に満たない日本は
真剣 かつ急いで需給率を上げないと
国民が飢えてしまう日が来る。
半導体も大切だが
生き死に直結する食糧需給率アップこそ
最重要優先政策じゃないか。
熱波や日照り 降雨過多や日照不足に低温など
もう自然まかせの食糧生産は困難に
なりつつある。
大規模なドームや工場の室内で
AIによる自動管理生産を
国として本格的に取組むべきで
個人農家をその取組みに どう生かして行くか
制度とシステムの開発を強力に推進すべきだ。
農業の工業化 自動化を
チマチマやってる場合じゃ もう無い。
時間は もうあまり残されてないと思う。
アフリカやインドでは
もう何年も前から
作物が全く育てられなくなってしまった農村が
出現して 農民が難民化してる。
飢餓と聞くと 日本人にはニュースで見る位で
他人事だが
お隣の北朝鮮では 日常的に発生してる。
(政治の無策が主たる原因だが)
じき これまで食糧輸出国だったところが
逆に輸入国になるところが出始めるだろう。
いつまでも 輸入に頼ってたら
日本は飢餓国家になってしまう。
私は親から
戦争末期 食べるモノが無くて
ひもじい思いをした話を
よく聞かされて育った。
だから 食べ物を粗末に扱うと
ひどく叱られたものだ。
事態は違うが
つい70年ほど前
日本は戦時下 確実に飢餓国家だった。
今では想像も出来ないが
それが どれだけ惨めな事か!
忘れちゃならないのは
あっという間に 飢餓はやって来るという事だ。
熱波 熱波と騒ぐだけじゃなくて
熱波に立ち向かう知恵を
皆んなで出し合って
地球沸騰化に対抗して
食糧を真剣に増産しないと
飢餓は確実に迫って来てる。