あたしはあの人が嫌いだった
高圧的で自分より弱いであろう人を笑いながら攻撃出来る人間
子供ながらに愚かで見ていて滑稽に思えた
そしてそんなクズと付き合い始めた友達を恥ずかしく思って軽蔑した
口では「上手くいくといいね」とか言いながら
だってあからさまに「あんなクズ人間のどこがいいん?あんた馬鹿?」って言ったとして誰も得しないでしょう?
そんなあたしも今思えば何人ものアホと付き合ってきたから偉そうに言えないのに
何を間違ったか考える事は無意味ではないとして
そこから学べればいい
ただ子供達には人に優しく出来る人間でいてほしい
意地悪な気持ちに飲み込まれたりしない強くて優しい人間であってほしい
自分が傷付いたとしてもいいの
きっと傷付ける奴らより何億倍も賢いんだから
まあ、あたしに似てるから安心安心
昨日子供達を両腕枕で抱きしめて寝てた時
とても幸せな気持ちになった
男の人に抱きしめられて寝て居るそれとは全く違う気分で
また別の幸せがあるんだと改めて気づいた
でもあたしはフラフラ悪い奴だからきっと嫌われちゃうね
悪気は無いんだ
ごめんよ ごめんよ
みんなみんな大好きなのに
何にもしてあげられない
あたしはどうしても一人だ
吐きそうだ
何も喋らなければいい
沈黙こそが弱虫の武器だ
逃げるのにはうってつけ
怖いから話すことから逃げる
下手な答えを聞きたくもないからね
でも逃げても意味がないんだ
ずっと孤独の殻の中に居る?
人の温度を知ったのに?
出来ないでしょ?
あたしもそう
結局それは意味を持たない
向かい合うしかないんだ
昨日グミが言った
歌詞を考えていて「何か良いテーマはないかな」ってさ
そんなもんは永遠にないよ
あたし達は何も分からないまま怯えて死ぬしかないんだ
外れた気持ちを足元に探してみても
見つからないの
朝から何だか憂鬱だったからsyrupの「ニセモノ」を聴いてみた
「理想を叶えてきた 嘘だろう?最初からそんなの無かった」
選曲を間違えた
余計落ち込むんじゃーい
たった一言であたしの気分は朝から晩まで憂鬱だ
今日は気分が悪い
ペピン君、お外に出ようか
門脇さんにつかまるかな
でも鼻が痛いよ
だけど白熊よ、大好きだからずっと一緒に居よう
知ってる?あたしは黒の狂気とも知り合いなんだ
いつか紹介するよ
きっと気が合うよ どっちも良い子だからさ
先生 お元気ですか
こちらはすごい雪でした
福岡ではあまり積もる事がないので車がレッカーされる中
あたしと犬は大喜びです
一人歩きながら雪を蹴飛ばして少し飛び跳ねて笑っているので周りから見るとあたしは変な人でしょう
雪の上に寝転ばなかったあたしを褒めてください
偉いでしょ?我慢出来たよ
先生もあたしを子供みたいだと言ってたよね
ずっと変わらないから素敵だって
あのね
どうして雪が好きなのかを考えました
考えてみると理由は沢山ありました
まず白くてふわふわしています
踏んでも投げても怒らない
時にはダルマにされる
雪は文句を言いません
口が要らないんだろうと思います
そしてやがて忘れられてとけてしまいます
冷たいしきれいです
あと子供の頃に積もった雪の上で犬と寝転がって遊んだ時の記憶がとても鮮明にあります
あたしが一番寂しかった時に一緒に居てくれました
誰にも言えなかった事を彼だけは遊びながら聞いてくれました
あたしは言葉にはせずに伝えました
彼は解ってくれました
とても優しく遊んでくれたんです
先生 お元気ですか?
あたしは雪をずっと見て居たいです
先生 約束はもういいです
あたしはあたしでゆっくり歩いて行きます
先生は救いようのない人たちをこれからも救おうとしてあげて下さい
どうかお元気で
歪んだ空間の中に立っている
質問に対する答えを喋りたいのに全然動けずに言葉が出ない
口が凍ったみたいに動かないの
あたしはそれを認めているけどやっぱり恐ろしくて動けないまま
何がそんなに恐ろしいのか考える事も恐ろしいから逃げ続ける
言葉は喉から出るだけだ
大丈夫 きっと言えるよ
やっぱりダメだ
これを吐き出せばまた人を傷つけてしまう
うるせえ 知らねぇ黙ってて
沢山部屋に集められて
全員やりたい事をしっかり紙に書きなさいと言われたら
あたしは一文字も書けない
愛している人を書きなさいって言われても同じように一文字も書けない
あたしが迷ってぐるぐる考えている間にみんな紙を提出して出て行くんだろう
それを見て羨ましいって妬むんだ
死ぬまでには一文字ぐらい書けてたらいいのにな
数字なし
寒い空の下
たくさんたくさん考えたの
少し眠たくて 少しお腹も痛い
信号待ちで歩いている外国人と目があった
あたしを見てニコッと笑ってくれた
イケメンだなあと思いながら信号が青になったからチャリンコでお家に帰った
帰るとペピンが可愛かったから一緒に寝てしまった
ふわふわしていつもお昼寝に誘惑してくる
中学生が話している声が聞こえた
逃げられると追いかけたくなる
追われると逃げたくなる
だってさ
子供で人間だなあ と思って安心した
でもね、それは愛情じゃないんだよクソガキ
それが楽しいのは君がクソガキな証拠だ
おめでとう まだまだ成長出来るよクッソガキ
