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姉ひよこは都内国立小に通う４年生。
ガチ努力家、鋼メンタル、コミュ力モンスター、体力おばけ、要領悪め
妹ちびこは公立小に通う一年生(母が最後の抽選外した
)
親からみても明らかに賢く、要領もよく、でもちょっと内気さん
2029年に姉の高校受験、妹の中学受験が同時にやってくるので、基本的には塾なしで、おうちで仲良く頑張っています
ひよこさんが仕上げた渾身の自由研究。
どこに提出するのかが問題
学校にももちろん提出はするけど、どこのコンクールに送るのか悩む。
ちなみに、今年は社会科ジャンルなため、送れるコンクールが限られてくる。
しかも、どこも「二重応募不可」なので、ひよこさんの自由研究にあったコンクールに提出したい。
そんな中、ひよこさんが目を付けたのが旺文社が主宰する自由研究コンクール。
大賞には30万円が出る。
私が死ぬほど買ってるドリルの代金が有効活用されている
２年連続でコンクールで入賞しているため、自由研究には自身があるひよこさん。
「このコンクールに出して、30万円で沖縄に行こう！
」
」お、おう…
としか返事出来んわ。
「10万円ならディズニー豪遊で、３万円ならハワイアンズで、１万円なら焼き肉ね！」
」「よっしゃーやるぞー！！」
」いや、もう完成してるじゃん。
今気合い入れてどうすんの？
応募用紙キレイに書くの？
しかも３万円でのハワイアンズと１万円での焼き肉は、どう考えても足が出るわ。
まぁ、子供の言うことだし、夢は大きいほうが良いな
と生暖かく見守っていたら、
お小遣いでめっちゃ買ってきた
もう彼女の中では、沖縄確定に変換されている。
「お母さん大変！」
「ちびこちゃんの読書感想文も、旺文社のコンクール出せるよ！」
「これで60万円じゃん！」
このひよこさんの一言で、４日もかけて清書させられた苦行の読書感想文を、また書かされることになったちびこさん。
「60万円でみんなでグアムに行こうね
」
とまたチマチマ書いている。
いつの間にか沖縄からグアムに変更されてた。
子供はピュアで良いわ