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姉ひよこは都内国立小に通う4年生。

ガチ努力家、鋼メンタル、コミュ力モンスター、体力おばけ、要領悪め


妹ちびこは公立小に通う一年生(母が最後の抽選外した魂が抜ける)

親からみても明らかに賢く、要領もよくでもちょっと内気さん


2029年に姉の高校受験、妹の中学受験が同時にやってくるので、基本的には塾なしで、おうちで仲良く頑張っていますニコニコ


私は中学受験が好きじゃない。

もはやトラウマ級。


しかし、私は中学受験経験者じゃない。

撤退組ですらなく、触りもしなかった。


それでも何故、こんなに中学受験に嫌な思いがあるかと言えば、兄である。


兄の中学受験を見て、

こんな恐ろしい世界があるのか…驚き

と子供心に恐怖を感じたのだ。



先日インフルエンザに罹った。

家族で何故か私だけ。


「あれ?死ぬのかな?昇天

と思うような高熱が出て、寝たり起きたりまた寝たりで、気がついたら2日くらいたってた。



その時に見た夢が面白かった。


私が、ひよこさんに「速さと距離」を徹底的に教えてる夢だった。


夢の中でのひよこさんは、現実のひよこさんよりも飲み込みが早く、教えたことを着実に積み重ねていった。

私は終始

「そうそうニコニコ

「ひよこちゃんすごいすごいニコニコ

と楽しく勉強していた。



私はよく覚えてないが、


「ひよこちゃんがすごいんだよ❗

もう少しで速さと距離覚えられそうニコニコ


「もう速さと距離は完璧だよニコニコ


「次は図形の問題教えてあげたいから、豆腐となるべく丸いじゃがいもたくさん買ってきてニコニコ


とうわ言のように旦那に言い続けたらしい。



速さと距離

図形問題


兄が躓いて、母が死ぬほどキレてた単元だ。


兄は躓き続け、母もキレ続け。

兄はストレス性の顔面神経麻痺になり、顔の右半分が動かなくなった。


私は毎日謎の角度で切られた豆腐とじゃがいもを食べさせ続けられ、いまだに豆腐とじゃがいもが食べられない。



そして第一志望から第四志望まで全落ち。

母は半狂乱に陥り、見かねた父が学閥コネパワーで急遽どこかの私立に入れた。


兄の顔面神経麻痺と全落ちの間に、兄の失踪や母の私へのネグレクト等、書ききれない程のトラブルに満ちた中学受験だった。


先ほど子供心にと書いたが、大人になった今でも、どう考えてもヤバい。

そこらの中学受験小説に出てくるヤバい家庭の例よりも遥かにヤバく、しかも最後はコネでどうにかするという最悪のパターン。


今は母との仲も良好で(おそらく母が私に対する罪滅ぼしもあってか激甘になった)、豆腐とじゃがいもが食べられない以外には特に何もない。

兄の顔面神経麻痺もとっくに治ってる。

ただ、イレギュラーの高熱の間に見た夢で、あの時の嫌な記憶を、少しでも良いものに変換しようとしていたのだと思う。



そして熱も下がり、食欲も戻り、

何か食べようにっこり

と冷蔵庫を開けると。


豆腐とじゃがいもの山


近所の人に全部あげてしまった昇天



多分ちびこさんの時に、また速さと距離&図形でトラウマの扉を開く事になる。

でもその時には、あの夢のように、楽しく教えてあげられたら良いなと心から思う。