小さい頃は虫
が嫌いじゃなかった。
と言うより、よく、虫と遊んでいた。
ただ、カブトムシやバッタなど
ごく普通の昆虫だけでなく、
とんでもない虫なんかとも遊んでいたらしい。
なぜ「らしい」のかと言うと、
まだとても小さくて
記憶が曖昧だからなのだけれど、
母の話では、
当時となりに住んでいたおばさんが、
わたしが庭で一人、手の中に何かを握って
それに向かって話しかけている光景を見かけ、
「あら、それなあに?おばさんにも見せてー」
と言って近寄っていったところ、
差し出した手のひらの中には
"大きな毛虫"がいた。針のように
尖がった毛の生えた毛虫だったそうで、
大の虫嫌いだったおばさんは
「きゃー
」
と悲鳴を上げひっくり返り、
気絶寸前のパニックに。
母はひたすら平謝り
だったそうだ。
今聞いても
我ながらゾッと
するようなエピソードだが、
女の子なら大抵は怖がるようなクモでさえも
平気で捕まえたりしていたので、
周囲の大人たちは
「この子はまるで『虫愛ずる姫』だね」(
)
と言っていたらしい。
(※日本のお伽話に出てくる
虫好きのお姫さまのこと)
そんなふうに幼いころは
ほとんどの虫が平気だったのに
(さすがにムカデやコックローチなどは
怖くてダメだったが
)、
大きくなるにつれ
昆虫類が苦手になっていった。
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今は大丈夫だけれど、
一時期はカブトムシやセミさえも
怖くて触ることが出来なかった。
(大きいクモなんかは今でもコワい~
)
ところで、今年の夏は
スズメや野鳥に食べられそうになっている
セミたちを何匹も目撃した。
鳥がセミをくわえ
どこかへ運ぼうとしているが、
うまく運べず、あきらめ飛び去っていく。
そのまま放置され
仰向けになってバタバタしているセミや、
路上でひっくり返っている
セミやコガネムシなどを見かけると、
つい、拾って
近くの樹や林
に返してあげたりする。
なんだか可哀そうで見過ごせなくて… ![]()

のようです。

をながめていたら






『空手』。
でした
)

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