4772日目 | ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記

4772日目



おはようございます。
今日で震災から4772日目です。



「夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。」坂本龍馬



そうですね。


逆に言えば 夢中で日を過ごしていなければ、一生を費やしてもわからない ということです。



そして 現代は 必死になって生きなくても 生きていけるような時代です。



わからない人がいたとしても不思議ではないでしょう。



なにが わからないの??



でしょう?



わからないことが わからないのです。



禅問答のようですが、そういうことです。



必要とは 発明の母と呼ばれるように、時代や状況に追い詰められて 必死にならなければ 生きられないという 「絶対に逃げることのできない」厳しさが 我々に人間には 必要なのかもしれませんね。



塩漬けにされ 辛さ に晒されるということは、人間の心を腐らせずらくする一つの方策です、



塩漬けにされなくても 腐らない人はいますが、厳しくされなければ 直ぐに腐ってしまうような 日持ちしない心の人間もいるのでしょう。



私は別に体罰論者ではありませんが、人間は 叩かれなくても解るほど 崇高な生き物とは思っておりません。


現代の体罰否定論って、思い返せば 体罰が怖くて嫌で嫌でしょうがない、納得出来ずに文句を言っていた一部の人間が騒いで 時代に浸透させていったものです。


私が子供時代は 殆どの方々が 体罰肯定論者でした。


「死なない程度に 厳しくしてやって下さい」という言葉を巷でどれほど聞いたことでしょうか。



私の周りだけだったのかもしれませんが、私が子供時代は それが普通でした。



「叩かれずに一人前になった人間はいない!」というような表現が 当時のアニメやドラマでも 行き交っていたように思います。



今よりも厳しい時代を生き抜いて来た方々は そういう認識で時代を作っていたということですね。



叩かれなくとも(厳しくされなくても)わかるようになることは 理想だと 私も思います。



でも それは現代を視ると やはり理想だと 諦めの気持ちが沸きます。



日々の中において 追われ必死にならざる得ない 厳しさに晒される状態にある者は ツイているのかもしれませんね。


それは生きる為に必要なことを 解って 生きることが出来るのですから。



「我」が入り込む余裕があると 人間は過ちを犯すのではないでしょうかね?


我儘とは そういうモノです。



私は そんな風に思います。


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