2140日目 | ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記

2140日目


誰にでもできる・桑野空手教室



おはようございます。
今日で震災から2140

「運動は " 自分の身体を意識 " したところから始まるのではないかと考えています」室伏由佳



私は、まだ認識が定まっていない幼少期から、身体の中にある言葉にできない微細な感覚を「この感覚は何だろう?」ってずっと気になっていました。



ただ知識も語彙もなく認識整理が出来ていませんでしたので空手を始め理知的に己の身体と向き合うまでは、それを人に話したことはありませんでした。



空手を始めてからも人に話すというよりも自分の中で認識を深めていくためにこの感覚に名称をつけ整理しようという思いから「身体感覚」と名付けて、その感覚を追い掛けていきました。



私は子ども時代から運動神経は比較的良いほうでした。


友人や環境に恵まれていたこともあり、遊びは外を走り回ったり、飛び回ったりすることが多く、朝から番まで10時間くらいぶっ続けで、缶蹴りをしたり、木登りをしたり、屋根から飛び降りたり、マメ野球をしたり、野良バトミントンをしたり……身体を使い切って汗だくで遊び回っていたものです。


で、マメ野球をしていて一番感じていたのですが、


友人の家が神社をしており、田舎でしたので普段は参拝客もあまりいなかったので神社の広い境内で私たちはよくマメ野球をして遊んでいました。


ホームランの設定を目の前にそびえ立つビル、神社会館を超えて大通りに抜けたらと決めていたのですが、調子が良い時は何打席でも連続でホームランを打つことが出来るのに、調子が悪くなるとなぜか全く打てなくなるのですね。



プラスチックのバットと軟らかいゴムボール、そしてピッチャーは下手投げだけという独自ルールでやっていた所謂子どもの遊びでしたのでピッチャーの腕とかはあまり関係なかったと思います。



当時は「緊張感を持って集中力を高めたつもりになり、バットを強く握って力を入れたら自分の力は全て引き出される」という認識でした。


ですがホームランを量産するときは「まだ本気を出さない」という余裕を持った感覚で、責任感もなくリラックスをして、無責任に気持ち良い感覚に任せてバットを振った時に出るんですね。


「ここいらで本気になってもっと遠くまで飛ばしてやる!」って気負い、本気を出せば出す程に逆に打てなくなるので、本気になっているのになんで急に打てなくなるのかが理解出来ませんでした。


こういう感覚を毎回感じながら小学生時代を過ごしていましたので、


「パフォーマンス内容と自分の感覚のズレは何だろう?」という疑問と「再現性の高い技術力」という部分に対して探究心が芽吹いていったのですね。



空手を始めてからも、上段廻し蹴りが当たる相手は、闘う前から解るんですよ。

で実際に当てることができるわけですが、今なら相手と自分の得意な距離、構えの角度、身体の開き具合、重心位置、呼吸等の情報を無意識に身体感覚がリンクして読んでいたと語れますが、当時は「なぜなんだろう?」って思っていましたね。



盤石に構えている姿勢から放つ上段廻し蹴りと、流れの中から放つ上段廻し蹴りのヒット率の違い、当時は「単発の上段廻し蹴りを当てる」ということに徹底的にこだわっていました。


コンビネーションを利用して当てる技術まで広げてしまうのは、相手の虚をつく戦術であり、上段廻し蹴りの技術力の高さの判断基準には直結しないと考えておりました。



上段廻し蹴りを繰り出す時の条件設定を厳しく限定し、どうやって当てるのかという部分を追求していく中で、私の意識はドンドンと自分の身体内部に向いていったのですね。



100%の再現率を求めて…


その結果、稽古をすればするほどに「自分は自分のことを何も知らなかったのだ」ということを知り、自身の身体感覚を探究する長い旅が始まったのでした。



当時は、24時間夢の中でも、何処にいても、どんな時でも自身の中の感覚を探り続けていましたね。


そういう脳の使い方をしていると、慣れていないので脳疲労がとても激しくて、ノイローゼのようになってしまったりもしましたが、自身の身体感覚を探究するという欲求の前には何の障害にもなりませんでした。


現在はね、自身の身体に関しては無意識に認識できるようになりました。



私は道場生の皆さんに意識をすることの大切さを説いていますが、極まった意識の先に濃い認識があるのだと思います。


身体を使うことでも、頭を使うことでも、全ては認識の深さです。


身体で認識し、頭で認識し、心で認識をする。


それは地球上における自分を認識するという部分に行き着くのだと私は考えています。


意識の世界に限界はありません。


意識を広げとことん深め続けていけば、それはいつか必ず現実世界に反映されます。


私はそう信じています。



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桑野空手教室の目指すもの


道場の稽古風景動画になります


【稽古時間】

-火・水・金・土-19:30~21:00


-火・金- 18:00~19:00
(少年部初級)


福島県郡山市桑野三丁目18-20

うねめ通り沿い(ダイシャリン向かい)

西郡山ビル2F(美容室MAROの上です)
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