「フクシマに住む私の叫び『ダウン症や心筋梗塞が増加の可能性!?国は至急調査を!!』②」
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「フクシマに住む私の叫び『ダウン症や心筋梗塞が増加の可能性!?国は至急調査を!!』②」福島リポート拡散可
福島県のフクシマン・マサです。
あの日・・・
3月11日が、今年もまたやってきました。
ダイジェストやフクシマンの福島リポートは、できる限り客観的な情報を届けたいと思い書いていますが、
毎年、3.11がやってくると、当時の記憶や、悔しさがこみ上げてきて、
客観的になれない時があります。
投稿の内容が、いつもと違うかもしれませんが、どうかお許しいただけたらと思います。
(①からの続き・・・)
原発推進を旗印に掲げるOECDという国際組織が、環境省と組んで開催した、
「甲状腺ガン国際ワークショップ」
については、福島民友新聞が平成26年3月2日の記事で、
安全か危険か?科学的知見は得られていないというスタンスで、
優れた記事を書いてくれています。
ネットにはアップされていない記事でしたので、書き起こしてみました。
もしよかったら、読んでみてください。
原発災害
復興の影
身を守る②
~検査向上か事故でか?
がん増加要因特定に壁~
「福島で甲状腺がんが多く見つかっているのは『スクリーニング効果』のためだろう」。
都内で2月に開かれた甲状腺がんと放射線に関する国際集会。
原発事故当時18歳以下の県民を対象とした甲状腺検査で、
33人が甲状腺がんとされたことに、各国の専門家からそんな指摘が相次いだ。
スクリーニング効果は、精度の高い集団検査を行っているために、それまで見つからなかったがんが見つかる現象。
集会では、チェルノブイリ原発事故と比べて甲状腺がんが見つかる時期が早過ぎることなども指摘され、
「放射線の影響でがんが増えているとは考えにくい」と議論をまとめた。
福島医大副学長(非常勤)の山下俊一(61)は「専門家間で共通認識を得た」と集会を締めくくった。
だが、本県で独自に被ぱく評価に取り組む京大原子炉実験所助教の今中哲二(63)は結論を急ぐことを疑問視する。
チェルノブイリ原発事故で子どもの甲状腺がんが増え始めたとされる1990年代初頭、権威ある専門家らは
「広島、長崎の被爆者と比べて放射線の影響が出るのが早過ぎる。増加はスクリーニング効果のため」
と、放射線との因果関係を否定したという。
「今、『チェルノブイリと比べて早過ぎる。スクリーニング効果だ』と言うのは、同じ構図でおかしい」
今中は続ける。
「汚染された牛乳などが制限されなかった当時より、福島の方が被ばくが少ないのは疑いない。
だが、がん増加がスクリーニング効果か、
放射線の影響かを区別するのは困難で、
分かるのは後のことだ」。
2月の国際集会でも
「がんの要因の見極めは将来難航する」という意見が上がった。
この問題が長く因果関係解明を妨げる壁になるという指摘は多い。
福島市に避難した浪江町の●●(67)は
「県民健康管理調査は(放射線の影響はないという)結論ありき。
行政は事故の影響を小さく見せたいのでは」
と話し、疑念が拭えない。
最近、中学2年の孫が甲状腺こりがあると診断された。
予断を排した調査を強く望む。
「放射線影響の解明こそが調査の目的であるべきだ」
(記事紹介終わり)
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福島に生きる私の、切実な願いは、
実際に病気が増えているのか?ということを、
(甲状腺がんだけでなく、他のガンやダウン症や心筋梗塞や白血病やあらゆる病気に関して)
まずは、きちんと調べてほしいということです。
そして、もし特定の病気が増えているのであれば、「治療」と「予防」に、国は責任を持って取り組んでほしいと思っています。
もちろん、「放射線影響の解明」もとても重要だと思いますが、
記事にもあるとおり、残念ながらこれは、今すぐに答えが出せる問題ではありません。
それなのに、結論ありきとしか思えないような国際ワークショップが盛んに開かれ、
新聞やテレビからは、「放射能の影響は考えられない」というキーワードが垂れ流され、
肝心の、「病気の増減についての調査」を、国は一向に行なってくれない・・・
これでは、多くの県民が、県民健康管理調査に不信感を持ってしまうと思います。
福岡で、小児科医を営む三ツ井弘一先生も、
「国や自治体が主導して、
がんや心臓病など重大な病気が、増加してないかについて、
患者数のデータをまとめる必要がある」
と、提言してくれています。
ちなみに、
人口動態調査の死亡原因から、病気の増減を調べてみると、
福島県では原発事故以降「急性心筋梗塞」による死亡者が増加していました。
(一方で全国の「合計人数」は、減少しています。)
※急性心筋梗塞で亡くなった人の数(福島県)
1287人 → 1591人
(平成20年)(平成24年)
※急性心筋梗塞で亡くなった人の数(全国)
43580人 → 42107人
(平成20年)(平成24年)
ただし、「青森県」「山形県」「埼玉県」「富山県」「岐阜県」「鳥取県」「岡山県」「高知県」でも増加しており、
増加しているのは福島県だけではありませんでした。
参照:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/OtherList.do?bid=000001041646&cycode=7
(年度を選び、「死亡数、性・死因(死因簡単分類)・都道府県(18大都市再掲)別」を選択する。)
また、「肝疾患」や「肝硬変」でも増加がみられていますが、
こちらも、福島県以外の都道府県でも増加している県があり、
人口動態調査から、何か特徴的なことをつかむことは、できませんでした。
※肝疾患で亡くなった人の数(福島県)
239人 → 265人
(平成20年) (平成24年)
※肝硬変で亡くなった人の数(福島県)
129人 → 151人
(平成20年) (平成24年)
やはり、一番有効な調査は、
人口動態調査ではなく、今、実際に罹患している人の数を調べる、「患者調査」ではないかと思います。
国にはぜひ、
「病気の増減についての調査(患者調査)」
を、きちんとした形で、毎年行ってほしいと思います。
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