「海水から2.9ベクレル 水漏れとタンクの劣悪な作業環境」ダイジェスト757報
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「海水から2.9ベクレル 水漏れとタンクの劣悪な作業環境」ダイジェスト757報
福島第一原発での港湾外で、
放射性セシウムが検出の報告が相次いでいます。
10月29日(火)
東京電力は、
港湾外(放水口より沖合約1.3キロ)の海水から、
2.9Bq/l
(10月28日採取分)
の放射性セシウムが検出されたと報告しました。
参照:
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/seawater_131029-j.pdf
汚染水の問題は、
タンクの水漏れに端を発していますが、
28日の福島民友新聞には、
経験の浅い作業員が、次々投入されるため、
現場の力量が低下しているという、作業員の証言が載っていました。
証言
「タンクの鋼板をつなぐボトルは、何本かを交互に締めて調整するのが常識。
しかし今の人たちは一本一本、順番にきつく締めちゃう。
そりゃあ隙間ができるし、水も漏れるよね。」
東京電力の相沢副社長は、
28日の記者会見で、
「長期的には人員確保が難しくなる」
と発言しましたが、
現在は、
作業員は防護服に、呼吸も十分にできない全面マスクを装着。
水も飲めず、トイレにも行けないままで、過酷な作業に従事しているそうです。
熱中症やけがは珍しくなく、
敷地内にある休憩所は(狭いために)すし詰め状態。
トイレは長蛇の列になるとのことでした。
また、仕事が終わった後に戻る、原発敷地外の宿舎は、多くが相部屋で、夜も眠れず、ストレスで口論も起きると言います。
原子力規制委員会の田中委員長は
「あまりに過酷で、これでは一番大事な作業者を確保することが難しい。」
と指摘しましたが、
一刻も早く、劣悪な労働環境を改善し、
命がけで働いてくれている、作業員の人たちを、
待遇面でも、報酬面でも、きちんと評価してあげてほしいと思います。
この週も、
福島の海に関するニュースが非常に多く、
30日には県漁連が、
出荷・販売も行われる、
試験操業の対象に、
アカガレイなど9魚種を追加すると発表しました。
(追加される魚種:アカガレイ・サメガレイ・アカムツ・チダイ・ヒレグロ・マアジ・メダイ・ケンサキイカ・ジンドウイカ)
魚種の追加にあたり、
一消費者として、
お願いしたいことは、
魚介類に含まれる、
ストロンチウム
の検査を
検査項目に加えてほしい
ということです。
私の知る限り、
上記の魚に含まれる、
ストロンチウムの検査は、
原発事故後以降、
一度も行われたことがありません。
汚染水問題で、
これだけストロンチウムのことが
問題となっているのですから、
他の放射性核種に関しても、
(セシウムと同じように)
一方的に安全を語るのではなく、
きちんと測ったうえで、
消費者が判断できる
データーを
公表してほしいと思います。
ちなみに、厚労省の、
「食品中の放射性物質の検査結果」
757報によれば、
(出荷・販売が行われている)
試験操業対象魚
14品目34点
(シラス・メヒカリ・ニクモチ・ヤナギムシガレイ・ユメカサゴ・ケガニ・キアンコウ・エゾボラモドキ・マイカ・ヤリイカ・マダコ・ヤナギダコ・ミズダコ・シライトマキバイ)
の検査が行われ、
全て、検出下限値以下の報告がありました。
また、それ以外の海の水産物
121点
の検査結果の発表が行われ、うち
32点から、
放射性セシウム
7.4~330Bq/kg
が検出され、
100Bq/kgを超えたものは、
以下の3点でした。
シロメバル330Bq/kg
コモンカスベ140Bq/kg
イシガレイ110 Bq/kg
またこの日は、
除染が行われていない、「作付け再開準備区域」の、
玄米259点
(南相馬市原町区旧大田村)
のゲルマニウム測定機による詳細検査が行われ、
全ての検体から、
62~150Bq/kg
の検出の報告があり、
100Bq/kgを超えたものが、
8点
ありました。
基準値を超えた玄米は、
南相馬市が処分しますが、
基準値以下の玄米は、
出荷可能となりますので、
62~100Bq/kg
の251袋が、出荷可能となりました。
福島県全体の
米の測定データをみると、
県では、
現在までのところ、
(8月22日~2013年11月01日)
746万3557点の、
「玄米」
のベルトコンベア式検出器による、
スクーリング検査が行われ、
(下記の)放射性セシウムの、
検出の報告がありました。
測定下限値(25 Bq/kg)未満 745万9644点
(全体の99.94%)
25~50 Bq/kg 3830点
(全体の0.05%)
51~75Bq/kg 83点
(全体の0.0011%)
参照:https://fukumegu.org/ok/kome/
県では、
ベルトコンベヤー式検査機で
設定した水準(65 Bq/kg)
を上回った米を、
ゲルマニウム測定器で詳細検査しており、
結果は、上記アドレスで確認することができます。
《その他の、放射性セシウムが検出された食品》
河川・湖沼の天然の水産物22点中(中通り・会津地方)「19点」
7.5~270Bq/kg
(イワナ・ウグイ・ヤマメ・ワカサギ)
(最大値:ヤマメ・伊達市)
《検出下限値以下の食品》
(<Ge4.4~20Bq/kg以下)
海の水産物155点中「123点」
河川・湖沼の天然の水産物22点中「2点」
(イワナ)
(会津地方)
養殖の川魚3点
(イワナ)
(中通り・会津地方)
牛肉12点
(中通り地方)
※ダイジェストの詳細に関しては、
厚労省の
「食品中の放射性物質の検査結果について」
を参照してみてください。
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000028157.html
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
「フクシマンの福島リポート」
http://ameblo.jp/masa219koro/
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