902日目
誰にでもできる・桑野空手教室
おはようございます。
今日で震災から902日目です。
「人間窮すれば通ずるものだ。手が使えなければ足を使う。足が使えなければ噛み付いても試合はできる。」力道山
私は過去に39度の熱を出して試合をしたこと、足を肉離れした状態で試合をしたことがありますが、どちらの試合も負けてしまいました。
その時点では棄権も出来た状態なのに、それでも試合に出たことに納得していたんだと思います。
要するに自己満足ですね。
だけど常に優勝するような人間は骨を折っていても試合には勝ちます。
状況や状態に左右されない心の強さを持っています。
そういう強さを持っている人間を目の当たりにするにつけ、あの時に勝てなかった自分が情けなく、後からジワジワと悔しさと自分自身に負けた屈辱感がわきだしてきました。
これが試合ではなく戦場であったならば、どんな状態でも勝たなければ明日は無くなってしまいます。
もしそうならば私はなりふり構わずにもっと足掻いていたはずです。
ならば、どういう状態であろうとそう思い込めなかった、私の試合に対する認識はかなり甘かったと言わざる得ません。
世間では「足が折れたくらいで負けた!精神力が弱い」と揶揄する人間がいます。
実際そうかもしれませんが、では自分なら出来るのか?
こういうことを平気で言える人間は、自分自身が闘った経験がない人間か、試合をしたことがあっても下位回戦でいつも負けるような人間だと思います。
フルコンタクト空手のトーナメントは、地方大会で32名で優勝をするためには五試合、全日本大会では128名で二日間に分けて優勝をするためには7試合を闘わなければなりません。
試合は一回闘う度に必ず身体のどこかを傷めます。
一回勝ち上がるごとに体力も削られていきます。
決勝戦に勝ち上がる頃にはすごく心身が疲弊しているもので、そういう状態で闘って勝たなければならない厳しさは経験したことがある人間じゃなければ解らないものです。
ですから自分のことではなくても、闘っている人間を大上段から平気で揶揄している人間を見ると非常に不愉快な気分になってしまいます。
世の中では、何故か闘わない人間や矢面に立たない人間の方が偉そうに語ったり、知ったふうを装ったりしますからとても不思議です。
「手が使えなければ足を使う。足が使えなければ噛み付いても試合はできる。」
こういう精神はとても大切ですが、"言うは易し行うは難し" だからこそ価値があるのだと思います。
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