サインをめぐる攻防 1
誰にでもできる・堤下空手教室
私が大山倍達総裁(国際空手道連盟極真会館総裁、当時は大山倍達館長)に
初めてお会いしたのは、
福島県内で初めて開催された
FCT杯第一回福島県空手道選手権大会の会場でした。
この大会は福島中央テレビ(FCT)
の主催で開催され、
当時、福島県にあった
県北支部(三瓶啓二支部長)と
県南支部(安斎友吉支部長)
の二つの支部が合同で大会を開催 真の福島県一を決める初の大会で、
その大会へ来賓として大山館長が来られたのです。
初めて見る大山館長に16歳の私は
「この人が空手バカ一代の主人公か~」と
とても興奮したのを覚えています。
ヽ(´∀`)ノカンチョ-
私は大会スタッフだったのですが
大山館長が目の前にいることでテンションがあがり
「雑用でもなんでも大山館長の為に一生懸命頑張るぞ~」
と独りで張り切り、
その想いの通りに一生懸命に雑用をこなしていたのでした。
演武用の氷を試合場へ運び終えた私は
隙を見て大山館長にサインを貰う為にならんでいるファンの列にちゃっかりと入り込み…
自分の番が来るのを心待ちにしていました。
サイン色紙を持っていない私は、
大会スタッフとして着用していた
大会用に制作された熊のデザインの大会記念トレーナーにサインをしてもらおうと脱ぎながら、
心の中では雑用をこなしている私を大山館長が見守っていてくれていたはず…
もしかしたら
「よく頑張っているね~ご苦労さん」
と労いの言葉でも掛けてもらえるかもしれないという妄想で勝手にドキドキしながら盛り上がっていました。
ドキドキ(o゜ー゜o)
いよいよ私の順番が来て、
大山館長に
「押忍!お願いします」
と元気よく挨拶をして
トレーナーを差し出しサインを
して頂いたのですが……
労いの言葉を掛けてもらえるかもと勝手に妄想していた16歳の私の野望は大山館長の思い掛けない言葉で脆くも砕け散ったのでした………
「君ね~ぇ師匠にサインを貰うのに汗で濡れたトレーナーを出すのは失礼じゃないかね!(怒)」
――(((゜Д゜;)))――
私はめちゃくちゃ焦り
「押忍、失礼したした!」
ガクブル((゚Д゚ll))
としか言えず
ひたすら謝りながらその場を足早に立ち去りました…
そのトレーナー確かに少し湿っていたのですが、
それは汗のせいではなく
演武用の氷を運ぶときに濡れてしまったものだったのです……
………(・へ・;;)
が、そんな言い訳も言えずやはり雑用係なんかを大山館長が見ているわけがないな~とか
現実を思い知らされたのでした(笑)
ボウヤダカラサ(´・ω・`)
その時の大山館長の印象は物凄い眼をしていて、
ここまで鋭く深い眼光をしている人間には出会ったことがない…
修羅場を潜り抜けて来た人間の眼はこんなふうになるものなのか!
とか怒られながらもそんなことを思ったりしていたこと。
握手をして頂いたときに
その手の厚みと手の柔らかさ温かさにこの手が
「ゴッドハンド」
と呼ばれた伝説の男の手か~と感激したことを思い出します。
あれだけ怒りながらもサインをきちんとしてくれたことに優しさの溢れる方だな~と感動したことでしょうか。
もちろん大山館長からしたら
私のことなど覚えていないでしょうが、
子供の私からしたら崇拝している憧れの人に
いきなり初対面で叱られるという一生忘れられない衝撃的な経験になった出会いでした。
それからまた近い将来に
大山館長とのサインを廻る攻防が待っていようとはその時の私は知る由もありませんでした……
誰にでもできる・堤下空手教室
私が大山倍達総裁(国際空手道連盟極真会館総裁、当時は大山倍達館長)に
初めてお会いしたのは、
福島県内で初めて開催された
FCT杯第一回福島県空手道選手権大会の会場でした。
この大会は福島中央テレビ(FCT)
の主催で開催され、
当時、福島県にあった
県北支部(三瓶啓二支部長)と
県南支部(安斎友吉支部長)
の二つの支部が合同で大会を開催 真の福島県一を決める初の大会で、
その大会へ来賓として大山館長が来られたのです。
初めて見る大山館長に16歳の私は
「この人が空手バカ一代の主人公か~」と
とても興奮したのを覚えています。
ヽ(´∀`)ノカンチョ-
私は大会スタッフだったのですが
大山館長が目の前にいることでテンションがあがり
「雑用でもなんでも大山館長の為に一生懸命頑張るぞ~」
と独りで張り切り、
その想いの通りに一生懸命に雑用をこなしていたのでした。
演武用の氷を試合場へ運び終えた私は
隙を見て大山館長にサインを貰う為にならんでいるファンの列にちゃっかりと入り込み…
自分の番が来るのを心待ちにしていました。
サイン色紙を持っていない私は、
大会スタッフとして着用していた
大会用に制作された熊のデザインの大会記念トレーナーにサインをしてもらおうと脱ぎながら、
心の中では雑用をこなしている私を大山館長が見守っていてくれていたはず…
もしかしたら
「よく頑張っているね~ご苦労さん」
と労いの言葉でも掛けてもらえるかもしれないという妄想で勝手にドキドキしながら盛り上がっていました。
ドキドキ(o゜ー゜o)
いよいよ私の順番が来て、
大山館長に
「押忍!お願いします」
と元気よく挨拶をして
トレーナーを差し出しサインを
して頂いたのですが……
労いの言葉を掛けてもらえるかもと勝手に妄想していた16歳の私の野望は大山館長の思い掛けない言葉で脆くも砕け散ったのでした………
「君ね~ぇ師匠にサインを貰うのに汗で濡れたトレーナーを出すのは失礼じゃないかね!(怒)」
――(((゜Д゜;)))――
私はめちゃくちゃ焦り
「押忍、失礼したした!」
ガクブル((゚Д゚ll))
としか言えず
ひたすら謝りながらその場を足早に立ち去りました…
そのトレーナー確かに少し湿っていたのですが、
それは汗のせいではなく
演武用の氷を運ぶときに濡れてしまったものだったのです……
………(・へ・;;)
が、そんな言い訳も言えずやはり雑用係なんかを大山館長が見ているわけがないな~とか
現実を思い知らされたのでした(笑)
ボウヤダカラサ(´・ω・`)
その時の大山館長の印象は物凄い眼をしていて、
ここまで鋭く深い眼光をしている人間には出会ったことがない…
修羅場を潜り抜けて来た人間の眼はこんなふうになるものなのか!
とか怒られながらもそんなことを思ったりしていたこと。
握手をして頂いたときに
その手の厚みと手の柔らかさ温かさにこの手が
「ゴッドハンド」
と呼ばれた伝説の男の手か~と感激したことを思い出します。
あれだけ怒りながらもサインをきちんとしてくれたことに優しさの溢れる方だな~と感動したことでしょうか。
もちろん大山館長からしたら
私のことなど覚えていないでしょうが、
子供の私からしたら崇拝している憧れの人に
いきなり初対面で叱られるという一生忘れられない衝撃的な経験になった出会いでした。
それからまた近い将来に
大山館長とのサインを廻る攻防が待っていようとはその時の私は知る由もありませんでした……
誰にでもできる・堤下空手教室