組手 と 会話の類似性 | ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記

組手 と 会話の類似性

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組手と会話はとても密接な関係を持っています。



会話は組手の雛型であると言ってもいいくらいであり、

会話の上手な人は組手も上手なのではないかな?と思えてしまうくらいです。




以下に会話と組手を対比させてみました。






①一方的に自分の意見だけを述べる人






※相手の出方は考えず、相手の攻撃を受けもせずに、自分の攻撃を一方的にしようとする初心者の組手








②人の意見を聞いてはいるが、
聞いてはいても自分の意見は絶対に変えずに相手にも納得してもらえない人





※相手の攻撃に注意を払い受けたりはするけれど、攻撃と防御が分離している中級者の組手









③きちんと相手の意見を聞き、
相手が納得するように理路整然と自分の意見を語り相手にも納得してもらう人





※きちんと相手の動きを把握し
相手が攻撃してきた刹那に的確なカウンターを決め倒す上級者の組手








まさに会話とは言葉による組手ではないでしょうか?





そして………







会話をスムーズに行えるようになる為にはいろいろな人達と沢山実際に会話をすることが一番です。




要するに慣れるということが一番手っ取り早いのです。






これは組手を強くなりたい人間が
組手稽古をたくさん取り入れることと同じです。




実際に組手をすることで

闘いに慣れ、打たれ強くなり、


実戦の為の重要な要素である
「勘」が磨かれます。






しかし





会話をすることに慣れても会話をする為には「言葉」が必要です。



いろいろな意味の言葉を沢山知っていること


要するに言葉(知識)が多いほど


どのような場面でも


どのような分野の相手とも円滑に会話を進めることができるようになります。




これは




組手ではより沢山の技を身につけているほうが有利であり、闘える相手の幅が広がることを意味しています。




相手と闘っていてチャンスが来ました!




いま上段廻し蹴りを当てれば確実に100%勝てます。


そのような場面で上段廻し蹴りが不得意で使えなければチャンスと判っていながらも みすみすチャンスを逃すという事態になってしまいます。





そして





会話では言葉(知識)が沢山あっても、



言葉(知識)の使い時を知らなければ、




相手にすれば単に言葉(知識)をひけらかすだけの嫌な奴になってしまいます。



知識は知恵に昇華させなければなりません。





組手では


沢山の技=言葉(知識)の特性や
本来の使用法を「型」から抽出して



知識から知恵への転換を行って行きます。





こうして考えると



会話を上達すること



人とのコミュニケーション能力を向上させることも




全てが空手の稽古になり





空手が上手い人間は


そういう部分にも卓越していなければいけないのだろうなと思います。




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