ちょっとした言葉 | ばん よしはるのブログ

ちょっとした言葉

 たとえば、混んでいる電車の中やエレベーターなどから降りるときに、「すみません」「失礼します」と声をかけられない人が多くおられます。

 また、職場で挨拶ができない人が増えています。自分のオフィスの入り口で「はようござっす」と小声でつぶやく若手社員、お客様が「失礼致します」と声をかけているのに、チラリとは見ても無視してしまう社員、など、見ていてもハラハラするときがあります。

 つまり、「ありがとうございます」や「失礼しました」といった、さりげない言葉が言えない人が多いというのが現状です。

 この、さりげないことばが大切なのです。なぜなら、関わる相手を意識しているかということになるからです。

 そんなことは、ちょっとしたことじゃないかと思う方がおられるかもしれませんが、ちょっとした場面で挨拶・感謝・謝罪の言葉を言えない人が、重要な場面でいえるはずがないのです。

 人として信頼されるかは、これで決まるといっても過言ではないはずです。