4月3日、快晴!! 9時にホテルをアウト、徳次郎(とくじら)宿を目指した。


ガイドでは上戸祭交差点辺りから約16キロも続く桜並木とあるが・・この辺りはまだ市街地で並木という言葉にイメージを膨らませると・・大げさとも思ってしまう。

実は、昨年10日過ぎに来た時そう思ってしまったし、桜も葉桜に近かった。

そんな事を思いだしながら街道を歩き続けるとR自動機の本社を目にした。

35~6年前にこの会社に3次元CADを売り込みに来ていた事を思い出し懐かしくなった。

 

ボケ封じ観音像がある光明寺を過ぎると、農業試験場入口に「若竹の杜」がある。

サワサワサワサワ何とも言えない風の音と緑の匂いに安らぐ。

 

ここを過ぎまもなくして・・・満開の桜並木が・・・続く!!続く!!

宇都宮IC入口を過ぎ、高林谷の一里塚(江戸日本橋から29里と言うからざっと115~6キロか)辺りに来るとまた桜並木!!

 

そして東北自動車道高架をくぐるとまた桜並木!!

 

ただ、車の往来が多いうえに歩道は無きに等しいので、並木をゆっくり歩きながら桜を愛でるという訳にはいかない。

車が来ないのを見計らっては道路に降り、そしてまた土手に上がりだ。

 

徳次郎宿に入った。

 

大正4年建設のレンガ造りの接合弁(浄水道施設の一つ)がある。

 

富屋小学校前に陸橋が掛っていたので、ここなら安心と桜並木に見入った。

 

徳次郎宿の街道を歩いていると見事な石蔵がある。

見世蔵というらしく、明治初めの頃に建てられたものの様だ。

 

智賀都神社の長寿の夫婦欅は推定樹齢700年とある。

私も長寿を祈念して手を合わせた。