3月21日、昨日と違い晴れて風も収まっている。
のんびりしようと9時前のバスに乗り、島を半周。
目的地は湯泊温泉と平内海中温泉だ。
湯泊でバスを降り海岸へ下っていくと波が打ち寄せる海辺に温泉が湧き出ている。
露天だ!
男女の浴槽は申し訳程度に仕切りがしてあるだけ・・ワイルド!
「こころざし200円」を入れる。
まだ誰もいない!波の音を聞きながら最高!! ぬるいからボ~ッと長湯できる。
ただ以前来たときは海を眺められたが、今日はビニールで囲われていた・・どうしてかな?
堪能してから、歩いて平内海中温泉に向かう。
湯泊から1キロくらい離れているだろうか?
ここは海の中に湧き出している温泉で干潮の時だけ入ることが出来る。
ここも「こころざし200円」だ。
脱衣所は無く岩陰で着替える、水着・下着着用は✖(バスタオルは〇)男女の浴槽の区別は無い超ワイルドなのだ。
老若先客がいたがルールに従い仲間入りした!
帰り際、青年が入ろうとしていたので”浴槽がつるつる滑るから気を付けて”と教えた。
坂道の上から振り返ると、青年が入浴したまま大きく手を振ってくれていたので私も手を振った。
湯泊も平内も地元の方々の奉仕があるからこそ・・ありがとうございます!!
今日の宿には早すぎるので麦生にあるトローキの滝に向かう。
海に直接流れ落ちている珍しい滝だ。
そういえば知床に行った時の海岸クルーズでも海に直接流れ落ちている滝があった。
カムイワッカの滝とか・・
滝の背後にそびえているのはモッチョム岳(本富岳)。
海岸から遠くないのに940mもある。
千尋の滝に歩いていくには時間がないので明日に回し、モッチョム岳麓の「原」入口バス停前の民宿:とんとんに入った。
今まで泊まった民宿で最高だと思う。
民宿の域をはるかに超えている。
杉のフローリング、漆喰壁、静かに音楽が流れている・・・すごく安らぐ!
窓の向こうにはモッチョム岳
食事は屋久島の食材を使った一品一品が、見た目も美味しさも上品なレストランにも劣らないようなものばかり。
焼酎の利き酒セット(三岳、水の森、愛子)を屋久島の超軟水の氷でロック飲み。
美味い!!
部屋飲みもOKだったので”愛子”をロックでなみなみと貰った。