ジャスティスリーグ【ネタバレ有】 | Brain Note

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感じたこと、考えたことのメモ帳

ジャスティスリーグ見てきましたチョキチョキ

前情報ゼロ、アメコミ映画ってことしか知らないまま見ました。

マーベルは一時期ハマってて見たことあるんですが、DCは去年の「バッドマンvsスーパーマン」しか見てなかったので、DC初心者です。
初心者なりの感想を述べていきたいと思います!



以下ネタバレ

【あらすじ】
来たる外界からの襲撃に備えて、バッドマンが超人たちを収集
敵のパワーの源である3つのマザーボックスのうち、アトランティスとアマゾンの2つが敵に奪われてしまう
この辺でそれぞれの思いを胸にチームが集結。足並みは揃わないけど、敵を倒すにはみんなの希望であるスーパーマンが必要だ!!!人体錬成を行う
蘇生したスーパーマンが暴走するも、なだめて実家におかえりいただく。スーパーマンの相手してるうちに最後のマザーボックスも奪われてしまう。
結局スーパーマン抜きでラストバトルに。。。
ワンダーウーマンをリーダーとして、チームらしく闘うも、苦戦………からのスーパーマン登場!!!ワンパンで敵にダメージを与えていくゥ!!!最強!!!
敵は自らのしもべに恐怖心を食い尽くされながら退散、おしまい


【感想】
アベンジャーズ慣れしてる身からいうと、終始ちょっと不穏な感じで、あんまりおちゃらけてなかった印象です。
アクアマンとスーパーマン以外の4人は、コンプレックスを克服する流れが割としっかり描かれてて、ドラマパートも満足でした。
アクアマンは次作に期待ってことかな?
スーパーマンは今回は完全にただの最終兵器として使われてるので、内面のどうこうとかはあんまりない印象でした。

得意なことがバラついてるので、アクションのチーム感もあって良かったです。
チーム戦で陥りがちなのが、個人の見せ場をバランスよく作ろうとして、チーム感がなくなってしまうことですが
ジャスティスリーグの戦い方は、うまくチームとして機能してたと思います。

チーム一丸となるために、スーパーマンに頼ったけど無理で、結局自分らの力で団結した!というのが好きポイント。

全体として、スーパーマンの死を精神的に乗り越える話でもあったのかなって気がします。
随所に「彼は死んだ」という悲壮感が散りばめられてます。(その割に普通に生き返るけど。)

ラスト、ステッペンウルフが自分のしもべに食われながら消えるところは、後味悪くてサイコーでした。


ツッコミどころとしては、2個目3個目の箱があまりにもあっさり奪われるので、
守る気ないやないかい!!
って思っちゃいますねー、どうしても。

あとは、(かたや人体錬成で体を失った錬金術師の映画をやってる中、)大した代償もなく超人を蘇生できちゃって拍子抜けではあったかな……
束の間の暴走よりも、記憶がなくなってるとか、そういうの欲しかったですね。
さっきスーパーマンの死を乗り越える話って書いたけど、結局蘇って参戦するんかーい!って。

そもそも復活前提だとするなら、一旦死を受け入れる描写があっただけでも、いいのかな……うーん……?

まぁ、多少のご都合主義はアメコミ映画の性質上、仕方ないことなので、あまり気にしない方向で見ましょう!!箱奪われないと話進まないのでね!!!

バットマンvsスーパーマンの数ヶ月後設定らしいので、思い出しつつ見るといいかもしれないです。


以下、各キャラクターについての感想です。

海の王アクアマンは、ちょっと見栄っ張りというか、虚勢張ってるように見えることがあります、特に後半。
次作がアクアマンらしいから、この見栄っ張りなところが克服ポイントだといいな〜〜。

そんなアクアマンも、序盤にはちゃんと見せ場がありました。(序盤に出しすぎて尻すぼみしちゃった感じ)
アクアマンのいた村のシーンはめちゃくちゃかっこいいです!海だし。
豪快で荒々しい感じはまさしく
「海の王」って感じでした。


次!
ワンダーウーマン、今回はチームの紅一点ですが、女というより母でした。
父親バットマン、三兄弟のフラッシュ、サイボーグ、アクアマンを導く母だと思ってください。
女性ならではの細やかさでチーム間の対立を和らげてまとめあげる、
ワンダーウーマンマジ母。
彼女は見せ場もたくさんあるので好きな人には嬉しいですね。

余談ですが私はあのおっぱいと胸当ての隙間がめちゃくちゃ好きです。


はい、次!
苦悩要員のサイボーグくん。
いきなり身に余る力を与えられて制御が利かず、またマザーボックスと関わると闇落ちの可能性も含んでいるというのが不安要素。ワンダーウーマンのメンタルケアでなんとか自信を取り戻し、最終的には何度倒れてもマザーボックスの分解に挑むほど強くなってました。

知らない力が芽生えてて驚くシーンは絶望感漂ってて良かったです。
能力がハック系なせいか、アクションは少なめでしたが、キーとなる人物でした。

次!フラッシュくん!
唯一の軽口要員かつ、戦闘経験なしの青年です。二つ返事でチーム入りを承諾したり、戦闘前はめちゃくちゃビビってたり、チームが不穏になると空気を壊そうとしたりと、若さが感じられて可愛かったです。

肉弾戦は出来ないけど、市民を救ったり、チームのサポートしたりで大活躍!しかもそれが全部スーパースローで繰り広げられるので、いいとこ取りまくりでしたね。
超速時の映像ほんとカッコいいのでみてください。
マスクがキャプ○ン・アメリカ寄りなのも可愛かった。


次!
スーパーマンはワンパンマンだった。以上。


最後!バットマン!
バットマン、顔が死ぬほど好みなので、スーツ姿が結構見られて非常に嬉しかった……です。
ゴツいメカ武装も、彼の不器用さを表してるようにも見えてハァー、好き。人付き合いは不器用でも、チーム1思慮深くて頭が良い感じがサイコーにクール。「スーパーマンを蘇らせる!」なんて、ご都合主義が過ぎるって思う展開だけど、彼が真摯に訴えてくるので
「あのバットマンが考えに考えた末の結論なんだな……」
って納得してしまう。
チームを作ったのもスーパーマンを蘇らせたのもワンダーウーマンをリーダーに推したのも全部彼なのに、自らは主張せず常に冷静に全体を見ている。ハァー最高のバットマンでした。



去年と今回、2連続でバットマンに惚れてしまったので、DCもちゃんと勉強しようと思いました。
アメコミ沼は金が飛ぶから二度と足を踏み入れないと思っていたのに……!!迂闊!!

とりあえずTSUTAYA行ってきます自転車自転車