もう立秋を過ぎたというのに、いつまでも猛暑が続いています。ちょっと外へ出た康夫さんが、お土産を持って帰ってきました。
「あら、かき氷! どこで買ってきたの?」「下のキッチンカーで。珍しそうなんで。食べてみる?」
「うわ~、随分真っ赤ね。着色しているのかしら?」
ひと口食べてビックリ。舌の上に、潰したての生のイチゴ
がトロッとひろがって、まぎれもない「本物の氷イチゴ」でした。康夫さん、優しい~ ありがとう
コロナ禍で工夫を重ねているうちに、こんな素敵なかき氷も登場したんですね 。
ひとごこちついたところで、ふと思い出しました。「文芸別冊 高倉健」が、明日発売されます。
早いですね。健さんがいなくなって、もうすぐ8年。
東映時代にコンビを組んで、何本もの作品で共演した健さんですが、私しか知らない懐かしいエピソードのいくつかをお話させてもらいました。
健さん30歳。私が20歳。「男の血潮がこだまする」の一コマです。
そして、30年後の中国。内蒙古自治区の大草原に立った時のツーショットです。
もう健さんには会えないけれど、明日はお盆の送り火。
コーヒー好きの健さんだったけど、甘いイチゴのかき氷を届けてあげたいわ。