風が強いですね。え、春一番!。帽子が飛んじゃいそうです
この橋に来ると、2003年に明治座で上演した「日本橋物語」を思い出します。
桂文枝さん(当時、三枝さん)との舞台初共演でした。
劇中では、文枝さんとほんとうに漫才や手品をする場面があったのよ。お芝居と違って、これには随分緊張しました。
文枝さんもお芝居の部分では緊張気味でしたけど、素晴らしい役者ぶりでした。平幹二朗さんと3人のお芝居は、お客さんに大うけ。
歌いながらハリセンで文枝さんの頭をパンパンはたきながらの夫婦漫才です。文枝さんに手取り足取り教えていただきました。本番前はいつも楽屋まで迎えに来てくださったわね。「僕たち、コンビですから」って。
「もっと本気で叩いていいですから」と、掛け合いのちょっとした呼吸や間合いを、師匠直々に、優しくアドバイスしてもらえたなんて、得難い経験でしたよ。
その後も変わらぬお付き合いが続いています。1月に最愛の奥様とお母さまを相次いで亡くされたという知らせに、私も胸がつまる思いでした。文枝さん、どんなにお辛いことでしょう。
いつかもう一度、ご一緒したいです!!