精力的にお仕事を続けるノンフィクション作家・大下英治さんから、「東映時代に映画で共演した俳優さんたちのエピソードなど聞かせて欲しい」との依頼がありました。

私でお役に立てるかしら・・・・。

旧知の大下さん。「ほかに東映の昔を語れる人がいないんだよ」。

高倉健さんや鶴田浩二さん、共演した懐かしい方たちとのあれこれを思いおこしながらお伝えするうち、時が経つのも忘れてしまいました。

健さんと檀ふみさん、名取裕子さんと一緒に、「日本映画使節団」に参加して訪れた、中国・内蒙古自治区の皆さんとの交流を思い出します。健さん、「唐獅子牡丹」を歌いましたね。

鶴田さん、梅宮さん、松方さん・・・・もうみんないないなんて、寂しすぎます。


あの頃の撮影所のこと、映画界のこと。思い出すままに、胸の中にしまってあったことを大下さんにお話しました。

翌日、「健さんの七回忌記念で、18日から一週間、丸の内TOEIで『昭和残侠伝・唐獅子牡丹』を上映します。いらしてくださると嬉しいです」とのお誘いが。

このタイミングにちょっとビックリ。健さんに届いたのかしら・・・・。