初めてご一緒したのはデビューして間もない1961年の「街」。

翌年にはこの「王将」(伊藤大輔監督)。今思えば、私はまだデビューしたての新人で、坂田三吉を演じた三國さんは一緒にいるだけでも緊張してしまう大人過ぎる俳優さんでした。

翌1963年には佐藤純彌監督で「続・王将」。娘役で続けてご一緒し、三國さんの役者としての迫力というか、魂の様なものを肌で感じることができた作品でした。

原作の北条秀司先生から直々のお手紙で「君子がよかった」とのお褒めのお言葉を頂いたのも懐かしい思い出です。

私と佐久間良子さんの「二人よしこ」の主演作として撮られた「愛欲(1966/佐藤純彌監督)」では、三國さんを奪い合う「愛人」に!

慣れないベッドシーンでスリップの紐が外れ、三國さんにまともに私の〇乳を見られてしまって・・・

日中合作の大作 「未完の対局(1982/佐藤純彌監督)」では「妹」に。

そして「利休(1989/勅使河原宏監督)」では、ついに「妻」となりました。

長い間に多くの作品で三國さんのオーラを体感してきたからこそ、私の身の内にも「俳優・三國連太郎」のスピリッツが残っている気がします。

映画「敦煌(1988)」でご一緒したご子息・佐藤浩市さん。あれからもう30年以上。今や役者として父上に負けぬ存在感を放つ浩市さんのお招きで伺った七回忌法要は、多くの縁の方が三國さんとの思い出を偲ぶ、素晴らしい集まりでしたね~。

浩市さんのご子息・寛一郎さんと奥様、そして渡辺えりさん。

いつか寛一郎さんと仕事をすることがあれば、親子三代と共演という事になります。

いつかそんな機会があります様に、私もまだまだ頑張らなくちゃね。