思えば私がこの世界に入った最初のキッカケは「ラジオドラマ」でした。

 

 

高校を卒業して東映からデビューする何年も前、まだ女子美術大学附属中学の3年生だった頃の事

 

 

 

不思議なご縁から、あれよあれよとNHKのラジオドラマに出演することになってしまったのです。

 

 

それも当時、既に国民的名優でいらした森繫久彌さんの娘役で!

 

 

因みに、テレビはまだ放送が始まって間もなく、娯楽の中心がラジオだった頃のお話です。

 

 

 

 

「嘉子、嘉子」と可愛がってくださった森繫先生に、「この番組に出なさい」「あのドラマに出なさい」と

 

背中を押されながらこの世界に踏み込んで、数年後には「三田佳子」として東映からデビューしていたのです。

 

 

三田佳子