『我に七難八苦を与えたまえ
』
この言葉は、自分が好きな戦国武将である山中鹿之助幸盛殿が、夜空に輝く三日月に向かい言った言葉だと伝わります。
ちなみに会社のマウスパッドにも、これがコピーされています(笑)
月山富田城登城の記念品です![]()
みんな気付くと…『ド変態やな(笑)』と![]()
この信念を貫くことで、傷つくこともあるかもしれませんが、これくらいの気構えがないと、人生がつまらないと思っていますので、人よりも面白く生きているのでは![]()
今、まさにそんな状態にいる自分です(笑)
昨日の晩、胃が食べ物を受け付けてくれなかったのと…
天気が回復すると言いながら、突然の土砂降り![]()
やはり体力消耗が激しかったようで、本日午後からノックアウト![]()
午後から重要な打ち合わせもあったのですが、側近君に任せて帰宅しました![]()
かなり不安そうでしたが、地位を取って変わってやる![]()
くらいの気構えで頑張れ![]()
自分のことよりも、仕事や後輩を気にしているうちは、命に別状は無さそうです(笑)
でも、熱が37.5℃![]()
季節がら + 過去二年の梅雨時期ダウンが不気味です(><;)
もう大人しくしているナウです![]()
幸い食べ物を受け付けてくれるようになったので、早めに立て直さないと![]()
ということで、今日は早めにアップして、寝ときます(笑)
本日の記事は、勝瑞城パートⅡ。
ちなみにパートⅠは、3ヶ月前にアップ済みです → 勝瑞城(とくしまマラソン前哨編)
本日はその補足編です。
在城地は、徳島県藍住町勝瑞になります。
【勝瑞城について
】
歴史好きの方、ゲームをされる方であれば、お分かりかと思いますが、室町時代~戦国時代中期にかけて、京都を支配していたのは、阿波の守護大名細川家・戦国大名三好家でした。
その細川・三好家が代々、本拠を置いたのが勝瑞城でした。
そこから、勝瑞城は別名を『天下の勝瑞』と呼ばれました。
でも実際には、お城と言うよりも、館(屋形)と言うべきでしょうか。。。
細川・三好家ともに、畿内における実権を握ってからは、京都を中心に活動します。
阿波は本拠地ですが、戦火における防御機能あるお城と言うよりも、京都御所・管領屋形などに倣った方円形の権力を見せるための屋形といった感じに近いです。
戦国時代は、中央政権との結びつきが強かった大名家は、本拠地にこういった屋形を持つ傾向が多くありました。
周防・長門(山口県)守護であった、大内家。
甲斐(山梨県)守護であった、武田家。
駿河(静岡県)守護であった、今川家など。
①堀
堀跡もしっかり残っていますが、防御面から考えるとイマイチ…
一応、堀を渡ってもすぐに土塁(盛り土)が整備されていて、敵が簡単に進入できない作りにはなっています。
でも、やはり世間一般でいう、天守・石垣などがあるお城という観点から見ると、強固なイメージとは程遠いです。
しかも海抜は3m程度しかありませんので、本当に平地です。
では、なぜ天下に影響を与えるほどの大名がこの地を本拠としたのか![]()
細川・三好家が本拠としていた頃から、この地は大河である吉野川の支流河川が多く集中しており、完全な湿地帯でした。
攻め手としては、湿地帯に足を取られて思うように進めず、苦戦は必至でした。
かつ、吉野川へ繋がる河川が集中しているので、ここから海まで出航することも可能でした。
京都を支配するうえで、この地を押さえておくことは、このうえなく大切なことでした。
②土塁
写真だと何だか分かりづらいのですが、発掘調査時の写真などを見ると、2~3mほどあったようです。
堀を渡ってもすぐにこの土塁があるので、攻め手の侵入は厳しかったことが想像に易いですね。
③勝瑞城発掘資料の展示
城跡内部にあるこの建物内に、発掘時の資料が写真パネルに納められています。
ちなみに内部は相当に暗いです![]()
なので、写メは基本取りづらいです。
フラッシュ焚けば反射するし、そのままだと暗いし。。。
ちょうど見やすい位置に展示されているのが、勝瑞城館跡の説明文のみです。
④勝瑞館発掘プロジェクト
【全体図】
【濠跡と建物礎石群】
【現状】
今年の初めに来たときから、正直そんなに発掘は進んでいない…感が半端無かったですね![]()
今でも広大な発掘地は確保されていますが、いつになったら全体図みたいな感じになるんだろう![]()
現代では、すっかり全国的に、マイナーなイメージの徳島県ですが、かつては京都を支配するほどの大名がここには居ました。
早く発掘調査を進めて欲しいと…切なく思う歴史人でした(笑)
…ここから先は、学校のお勉強みたいなレベルなので、ご興味あれば読んでください
…
⑤勝瑞城と阿波の歴史
【中央政権における阿波細川氏の台頭】
室町幕府二代将軍である足利義詮(よしあきら)に、補佐役(管領)であった細川清氏は、謀反の疑いで追われます。
当時の室町幕府は、北朝方(京都)であり、これに対して南朝(奈良県吉野)が存在しており、南北朝時代と呼ばれていました。
管領職を追われた細川清氏は、本拠である阿波へ逃れ、南朝方に味方することを宣言して、北朝方討伐を掲げます。
この時、阿波には細川清氏に代わり、管領職を与えられていた従兄である細川頼之が、秋月城に居を構えていました。
細川頼之は、管領の名において、細川清氏を討伐し、北朝方の絶大な信頼を得ます。
管領職を追われたとは言え、それまでの実績では、細川清氏が優勢と思われていただけに、頼之の評価は高まり、当時同じ管領職にあった、斯波氏・畠山氏よりも頭一つ抜きんでます。
こうして、幕府実権を握った細川頼之は、戦勝記念の館として、勝瑞城を築城し、居を移します。
当時の京都の管領館を真似て、阿波館とします。
以後、この地は、阿波の中心として、細川・三好家の二百二十年に渡る栄枯盛衰の物語の舞台となります。
【細川氏の没落と、三好氏の台頭】
権勢を欲しいままにしていた、細川氏でしたが、中国地方の大大名である大内義興が細川家に将軍職を追われていた足利義稙を擁立して、京都へ向けて進出してきました。
大内氏は、長門周辺に本拠を持つため、海外交易による貿易で、巨万の富を得ていたので、兵力も充実していました。
一方、細川氏は管領とは言え、内乱で力を落としている状態だったので、全く相手にならず、大内氏に蹴散らされます。
その後も復権を試みるも、家中の統一さえままならない細川家に、執事であった三好元長が台頭してきます。
これを快く思わなかった、細川晴元は、三好元長を騙し討ちしてしまいます。
戦乱の世とは、ここまで非情になってしまうんですね![]()
元長は、後の三好家の隆盛を築く長慶の父にあたる人物です。
元長を討たれたことなど微塵も感じさせずに、細川晴元の側近を務めた、三好長慶でしたが、ある時突然にその牙をむき出しにしました。
細川氏は元来、身内同士での争いが多く、身内以外で心を許していた、長慶の突然の謀反に為すすべなく勝瑞城を奪われてしまいました。
しかし、長慶は、父の仇である細川晴元を殺さずに、追放処置とします。
この優しさが、権力者となった後でも、長慶の人柄を慕う家臣が多くいたことに繋がったのかもしれません。
どちらにしても、長慶は守護大名である細川家から実権を奪い、戦国大名として台頭していきます。
長慶は、武力を持ちながらも、強硬的な手段を好まないタイプだったようで、当時の将軍であった足利義輝とも交渉術で、均衡状態を維持します。
結果、将軍による政治復権を夢見る足利義輝と、権力を渡すまいとする長慶の間では小競り合いが続きますが、長慶存命中は支配権を渡すことなく、三好家が京都支配を継続します。
【三好氏の没落と長宗我部家の侵攻。そして滅亡へ】
しかし、長慶は足利義輝との駆け引きや、相次ぐ身内の不幸(弟:義賢、息子:義興)などで、精神を病んで、僅か41歳の若さで他界してしまいます。
その後は、三好家も細川時代と同じく、身内での争いが多くなり、畿内では織田信長の台頭もあり、京都から排除されてしまいます。
その後は、四国統一を目指す長宗我部元親の阿波侵攻を食い止めきれずに、嘗ては争っていた信長に臣従する形で、その庇護を受けることになります。
信長存命中は、長宗我部元親とも一進一退の攻防でした。
しかし、信長が本能寺に倒れると、元親は好機到来とばかりに勝瑞城へ攻め寄せます。
結果、三好家は、中富川合戦に敗れて、合戦の僅か一ヶ月後である、1582年9月21日に、当時の当主であった十河存保が降伏して、讃岐へ撤退したことで、勝瑞城は長宗我部家の支配となります。
ここに阿波細川・三好家が支配してきた勝瑞城は、約220年続いた歴史に幕を下ろします。
歴史は、現代人に多くのことを語りかけてきます。
どんな権力者も、いつか落ち目になるタイミングが来ますし、栄枯盛衰の流れは止められません。
なので、どんなに実力があっても、決して思い上がることなく、日々の精進が大切だと、自分は信じています。
自分が思い上がって、酷い目にあったなら、もっと親身に感じるのでしょうが…
出来れば、そんな思いはしたくない![]()
なので、日常で有頂天になるようなシーンでも、思い上がらないことが本当に大切だと感じます。
かと言って、後ろ向きな考えばかりでも…
難しいですが、なるべく自分への評価は過小な方が失敗しなくて、良いのかと![]()
ここまで、目を通してくれた皆様。
長々とすみませんm(u_u)m
郷土のメイン歴史でしたので、しっかりと書いてしまいました。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございます![]()
…P.S.…
今日はこれを読みながら寝ます(笑)
気持ちが高ぶって逆に眠れそうにないですね![]()




















