ナイトオンザプラネット | てるてる坊主

ナイトオンザプラネット

🔳ロサンゼルス、ウィノナライダーが演じる女性タクシー運転手、映画配役を決めるセレブを乗せて、運転手は気に入られ、映画に出演してスターにならないか誘われるも、自分は将来、車の整備士になりたいとして誘いを断る。
🔳ニューヨークのタクシー運転手は、ニューヨークに来たばかりであり、ブルックリンに向かう客を乗せるも、運転すらままならず、黒人客が代わりに運転することになる。途中で義理の妹を乗せて車の中で客は大喧嘩。 また、ニューヨークに来たばかりの助手席に座る運転手は、道化師であることが判明し、タクシー内で道化を披露した。はたして、客は自分の家まで運転し到着するも、道化師タクシードライバーは帰る道がわからず迷ってしまう。
🔳パリのコートジボワール出身の黒人タクシー運転手、 盲目の女性をのせ、自宅そばまで送るも、 
料金を安く請求したが、盲目の女性は距離感をつかみ正しい料金を支払った。目は見えなくても音と肌感覚を研ぎ澄まし、普通の人間よりよくわかることが多いと。黒人運転手はそのあと別のタクシー運転手と出会い頭事故をおこすが、盲目の女性は音で事故だとわかる。
🔳イタリアローマのドレッドヘアの運転手、 神父を乗せたが、神父が体の調子が悪いことに気づかず、薬を飲み損ねたことにも気づかず、一方的に自分の過去の懺悔を語る。🐏🐏羊とセックスし、その羊が肉屋に売られたことや、かぼちゃをオナニーの道具に使っていたなど。神父はタクシー車内で死んでしまい、運転手はベンチに下ろして逃げてしまう。
🔳ヘルシンキのタクシー運転手は酔っ払い三人組をのせる。泥酔していた一人が仕事を首になり不幸であることを仲間の二人が語るも、運転手が自らの不幸談話を語り、娘が生まれたが、保育器の中で死んでしまったと語り始め、酔っ払いたちは涙を浮かべる。最後に降りた泥酔客の退職金からタクシー料金を支払ってもらう。



ジム・ジャームッシュ監督によるオムニバス映画。ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの同じ夜を舞台に、タクシー運転手と乗客の間に起こった5つの出来事を描く。
みんなの反応
世界各地で深夜のタクシーでの出来事を描いたオムニバス映画
ロサンゼルス編が特に好きで、ウィノナ・ライダーがかわいい
普通の日常を描いた物語だけど、それぞれのストーリーが魅力的
深夜の街の雰囲気や音楽が良い
オムニバス形式の日常タクシー映画で、それぞれの個性豊かな演者が出演