おら東京さいぐだ~その2 | さすらいのタマネギ☆ハム式ブログ☆さすらいのタマネギがゆく(っΞ⌒ω⌒Ξ)っ

おら東京さいぐだ~その2

高速バスを王子駅前で降りて、うろうろしていると目に飛び込んできた、丸くてかわいい乗り物。
ちょうど都電とバスが来たのでパチリ!
都電の王子駅前停留所近くの乗り場に行くと、すでに1往復してきたところ。
乗り場案内兼発車係のおじさんが手招き。
飛び乗りました。
車内にはすでに、おじさん1名、ベビーカーの赤ちゃん連れのママ。おじいちゃんと孫の男の子の4人。
車内スピーカーからは、地元出身だとアナウンスが流れる倍賞千恵子さんの声。

ひとり心の中で

『さくら。お兄ちゃん帰ってきたよ。ところでトイレは近くにあるのかい?』

そう、実はこの乗り物も楽しみたいのだけど。お兄ちゃんはトイレ(おしっこ)に行きたいのでありますよ。

バスを降りてしばらく。

駅のトイレは改札の中にしか無いっぽい。

田舎では、トイレに行きたい イコール コンビニに寄ろうなんですが。

と、東京のコンビニには、店内にトイレが無いのですか?
犯罪防止もあるんでしょうかね?

横浜に住んでたとき、トイレに行きたい場合どうしてたんだっけ?

思い出せないくらい、田舎でのんびり生きてるんだなぁ。
一応、山頂駅の様子を写しまして。
降りて行くのを見送りまして。
やっぱりかわいいな。この子。
モノレールでありますね。
公園だもの。有名な飛鳥山公園だもの。
きっと、すぐ近くにあるよ。トイレ。
ちゃんと見送って。

公園内の案内を見ると.......

無いよ。

無い。

トイレはどこ?

どうやら、300メートルくらい先の、茶店の近くまで行かないと無いみたい。
う、うそだべ?!

急げや急げや!

いや、慌てて走るとヤバイかもしれないぞ!

あわてずに急げ!わっせ!わっせ!わっせ!


あ!

茶店発見!

トイレも発見!

さて!ようやく噴射じゃ!

意気込んで男子トイレに入ると
え。なんで個室の前にかわいいお姉さん。

あぁ、幼稚園の先生?

『⚫️⚫️くん終わった?』

『まだぁ~』

な、な、なに?

いや、オレの目的はオシッコだ。

個室には用は無い。

しかし。

しかしだ。

まだ二十歳そこそこの、かわいい系美人なお姉さんの目の前で、距離1メートルちょっとのところで

チャックからぞうさんこんにちわして。

ジョンジョロリン、ジョンジョロリンは出来ないぞ。

いや、万が一、限界がきて

『ご、ごめんね』

と強引に、お姉さんの横でジョンジョロリンしてしまったとしよう。

でもオレも男だ!
万が一、かわいいお姉さんに反応して、このぞうさんみたいに、徐々に

パォ~ん!

とならないとは限らんではないか!

なんて考えて。

おーい!⚫️⚫️くん早くしてくれ。

『⚫️⚫️くん終わった?』

『せ、せんせい、はやく。タマネギくんは、ここで漏れたら人生おしまいです』

『⚫️⚫️く~ん』

『せんせー、終わった』

『⚫️⚫️くん、入りたくて待ってるひといるから、早く出よう』

『そうそう、⚫️⚫️くん早く出ようね』

『せんせー、チャック閉まんない』

『もー!がんばろう!』

『こ、こ、こら⚫️⚫️!こんなかわいい先生に、そんなところ触らせてナニをしとんじゃ、こら!』

『すいません。もう少しで出ますから』

せ、先生。

そんなかわいい目で、下から見上げられたら。

オレ
..)))))

ナニを言ってんだこいつ?


かーっ!カバだね~。

じゃない

バカだね~

この男


待つこと3分近く。

ようやく

『ふぅーっ』

ため息と共にジョンジョロリン噴射

なんとか、なんとか。お姉さんの前で我慢出来ずにおもらしせずに、済みました
『先生。かわいい先生。オレのぞうさん。なんとか起立しなくて済みました』


トイレに出て、遊具の動物たちを見ながら、保存されている都電のところに行くと。

『あはは。あんた。あははははは!』

人の心が読める、人魚に全てバレバレだったようです。



つづく