聖子ちゃんの夏のコンサート2022
アコースティックコーナーの1曲目は
「とんがり屋根の花屋さん」
1984年のベストアルバム
「SEIKO・TOWN」に収録されていて
冒頭の曲紹介では、
ファンからリクエストも多い曲で
なんとアルバムのレコーディング以来、
今回初めて歌うとの話もあって、
野崎さんの演奏がはじまった瞬間、
”おおっ!”と声が出そうになったのを
覚えています。
この曲は、聖子ちゃんが作曲を担当
失恋記念日に思い出の花屋さんを訪ねて
自身にバラの花束を贈るという
ちょっと淋しく切ない女の子の気持ちを
歌った曲ながら
テンポのよい曲調に聖子ちゃんの
キュートで明るい歌唱がマッチして
とても可愛らしい曲だなと思います。
(アイドルの80's年代さん、ありがとうございます)
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作詞:松本隆
作曲:Seiko
編曲:大村雅朗
青いバラが欲しいの今夜は
そうね涙より薄いブルー
かすみ草は多めにね
リボンはいらないわ
カードに自分の名前をしるして
今日は振られた記念日だから
昔ここに来た時は
二人連れだったでしょ
通りには迷い子の白い猫
淋し気な瞳をしているわ
おいでって手を振ると逃げるのね
私たちよく似ているわ
・・・後半へ・・・
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2021年のアコースティックコーナーでは、
聖子ちゃん自身が作詞した
「小さなラブソング」を歌ってくれたりと、
毎年あまり歌ったことの無い曲に
チャレンジしてくれるのも
ファンとしてはたまりませんね。
余談ですが、
”青いバラ”は元々は世に存在せず、
2000年台に入ってから、
日本のサントリーフラワーズ社と
オーストラリアの企業が共同で開発
流通するようになった話を
聞いたことがあります。
それにしても
”青いバラが欲しいの今夜は~♪”
の歌い出しだけで
物語りに引き込まれてしまう
It's 松本隆(先生)マジックですね。