2021年ペナントレース ここまで阪神タイガースは貯金19。
2位巨人とは5ゲーム差、巨人は貯金9。
しかし不気味なことに実は昨日時点でヤクルトが巨人と同率2位に付けている。
今年の阪神のオーダー、1番センター近本、スロースターターが漸く解消、期待通りの活躍中。
2番ショート中野、昨年のドラ6 予想外の活躍は嬉しい誤算。
3番ファースト ラパンパラ・マルテ 独特の選球眼は球界随一の外人スラッガー。今日も良い所でタイムリーを放った。
4番サード大山 今年は悩める4番打者 途中背中の張りで暫く戦線離脱して戻っても尚、中々調子が上がって来ない。が、矢野監督はどうか4番を外さないで欲しい。
5番ライト佐藤輝明 不世出の新人 活躍は阪神ファンならずとも全ての野球ファン注目のスラッガー。昨日まで新人記録を塗り替え続ける19本のホームランを量産している。今季40本は行くであろう。
6番レフト ジェリーサンズ ランナーいない時は大人しいがランナーを置いてのヒッティングは神がかり的な勝負強さを魅せる✨最強の助っ人だ。
7番セカンド糸原 シーズン当初は2番だったが怪我で戦線離脱中に新人の中野に取って替えられた。
復帰後は調子出なかったがここ数試合は試合観が戻ってきたのか、活躍を魅せている。
8番キャッチャー梅野 打てて走ってキャッチャーとしても屈指の捕球力。おまけに強肩と来ている。五輪代表にも広島會澤が断って選ばれた。今日の試合にも代表監督稲葉が視察中。
そしてピッチャーで一番調子良いのは今日登板中のガンケル。
途中戦線離脱したが復帰後も勝ち星を重ねてここまで9戦6勝0敗。今日も危なげないピッチングを続ける。
佐藤輝明は新人で凄い事になってるが進化しつつ成長している。魅力はホームランのみならず反対方向へのヒットを器用に打てる。これは最初の2か月の間で自分で学んだ成果である。
ホームランもただ力だけで打てるのならここまでは打てない。
課題は高めの外側でここを打てるようになれば相手バッテリーは攻略だ。
兎に角首脳陣はどんだけ三振してもええから思い切って振ってこい！としか言ってない模様。
来年以降がますます楽しみだ。
今年の阪神は矢野監督のイズムがかなり浸透してきており兎に角走る野球を実践。
カウントが許せば近本、中野には迷わずGO 最近も交流戦で梅野にディレイドスチールをさす高等戦術を駆使する。
昨日の中日戦では走らせる野球を履き違えて藤本三塁コーチがミスジャッジして2度ホームでアウトをくらったが、指揮官は決して藤本を攻めなかった。
今年の阪神の強さはつい先日の中日戦での青柳が投げ勝った試合の様な上位打線がダメでも7番、8番と言う下位打線が打って得点出来る強さがある。
そして全ての選手が足を意識して僅かな隙を突いて2塁から3塁へ好走塁するケースが多くなり、それが得点に繋がり勝利する試合が増えたことだろう。
これは矢野監督が就任直後から選手たちに言い聞かせてきた事であり、それが今年やっと花を咲かせた、と矢野監督自ら胸を張っていた。
そしてスカウトの発掘力が何より素晴らしい。
既にレギュラーとして活躍している中野然り、ピッチャーの伊藤と言う逸材の発掘と新人がこれだけ活躍するシーズンの阪神を私は知らない。
また、外人選手も豊富に補強して許される外人枠を駆使してやりくりが逆に大変な様が容易に想像される。
一時一軍に上がったが成果が出なかったロハスが最近また2軍戦で活躍しているらしい。
一軍で活躍しているマルテやサンズたちはこうしたやり手の同族人がいるとうかうか出来ない。特にマルテは去年までの成績を考えたら今年は勝負年な訳で必死にならざるを得ない。
ましてや最強外人が二軍で活躍されると否が応でも自分の地位を死守するものだ。
今日も6点中2点に絡む活躍振りだ。
こうした競争の原理が今年は上手く作用して全てが勝利に結び付いているのが今年の阪神の強さではなかろうか？
最後に、今後の阪神の行方を大きく左右するのは4番打者の大山であると断言できる。
今年の阪神の勝利に悉く貢献しているのは間違いなく新人の佐藤だが、大山はさほど活躍していない。
その事を一番強く意識しているのはだれあろう大山本人のはず。
このままで済ませる訳にはいかないと密かに闘志を燃やしてくれていればこっちのものだ。
去年は巨人の岡本とホームラン争いを演じてシーズン通して28本塁打である。
今年はここまで8本である。これだけの選手がこのままで終わるはずはない。
今後の大山の活躍が見込めれば阪神の今年の優勝は盤石なものとなる。
と、言う事で今夜は人気商品、味の素の餃子と私の定番角瓶水割。
本当なら餃子にビールなんだろうが私は角水で行く。
ここまで書いてゲームセット❗️0対6😀
今夜は理想的な試合運びで横綱野球⚾️
乾杯🥃