スライダーズおやじ -301ページ目

DVをした日の記憶(5)

(1)https://ameblo.jp/444/entry-12751289308.html
(2)https://ameblo.jp/444/entry-12751290264.html
(3)https://ameblo.jp/444/entry-12751291178.html
(4)https://ameblo.jp/444/entry-12751291936.html

俺は彼女に馬乗りになった。
そして両足で彼女の両腕を押さえつけ、カラーマジックで彼女の顔に落書きをして、追い出した。深夜2時くらいだったと思う。彼女は子供のようにわんわん泣いた。

彼女を長屋から追いだしたおれは、ひとりであらためて、後輩の弔いモードに入った。正直、彼女のことはあたまになかった。

 

冷たい女だと思った。

でも今は、もしかしたら、泣きじゃくる僕を鼓舞しようとしていたのかもしれないなとも、ちょっと思っている。

その夜、彼女がどうなったのかは知らない。
川越と新所沢だし、タクシーで帰るだろうと思った。
追い出したとき、上着や財布は持って出したから、そんなに心配してなかった。

んで、それから、彼女からの連絡を待っていたんだけど、一切連絡は来なかった。
それどころか、俺が不在の時間に彼女は長屋に来て、彼女の写真や、彼女がくれたカセットテープやら手紙やら、全部持ち去った形跡があった。

あー、フラれたわ。

でも俺、彼女しか考えられなかったし、彼女と結婚するものと思ってたので、仲直りして欲しいって思ってた。

ぐずぐずぐずぐず。それから1か月以上たった日。
泥酔した俺は、彼女の新所沢のアパートの玄関に立っていた。

どうやって行ったんだろう。記憶にない。

彼女の部屋の呼び鈴を押した。
彼女は帰ってほしいといった。

俺は上がらせてほしいといって、かつて何度も遊びに来た、彼女の部屋に上がり込んだ。
彼女は警察を呼ぶといった。

俺は話があるので帰れないといった。
彼女は110番にでんわをかけた。

しばらくして3人のお巡りさんがきた。
僕の両腕をつかんで、彼女の部屋から出した。

お巡りさんは、この男から襲われたりしませんでしたか? と彼女にきいた。
彼女は、そういうことはないですと言った。

おまわりさんは、それならいいです、わかりました、といった。
そして俺を抱えて新所沢駅まで連れて行った。

「きみ、女なんて星の数ほどいるんだよ」と、おまわりさんがおれを優しく慰めてきて、うわあああっ!! としゃがみこんで、号泣した。

 

おれは何もかも失ったんだってわかった。
その後彼女とは一度も会ってないし、連絡も一切してないです。

 

考えてみれば、暴力をふるった(殴る蹴る)わけではないですが、力で押さえつけて危害を加えたわけで、そんなことがあればもう、元の関係には戻らないですね。

まあ、それでこの話しはおしまいです。

僕は大学を中退し、入院しました。(この件とは無関係です)

彼女も中退したと、聞いたような気がします。

 

退院後、一刻も早く結婚したくて、翌年、親友が店長代理をしていたガソリンスタンドの新しいバイトという女の子と、初対面から5か月で結納、その5か月後に挙式いたしました。

ぽぽぽぽーんと子ども3人。

来月にはわれらが長女から2人目の孫が生まれます。

彼女も元気にやっててくれたらいいなあ。
僕が作ってきたオリジナル曲の3割くらいはあなたがモチーフです。

これで次に進めるかな? 

はは。何言ってんだこのおじいちゃん。

 

あの時おまわりさんのおかげで言えなかったことば。

怖い思いさせてごめんなさい。最低でした。

お元気でさようならばいばいばいばい!!

 

あなたとの記憶のおかげで。
目の前の妻に優しくして接しなければといつも思って暮らしています。

 

 

 

DVをした日の記憶(4)

(1)https://ameblo.jp/444/entry-12751289308.html
(2)https://ameblo.jp/444/entry-12751290264.html
(3)https://ameblo.jp/444/entry-12751291178.html


付き合い始めて1年半とちょっと。
俺が21で彼女が20。

高校時代の空手の仲間が死んだ。俺の一つ年下だった。
わき見運転の大型トラックに突っ込まれて。

婚約者もいた。
その訃報を受けて、俺は泣きながら献杯をした。

彼女はたまたまそのとき、僕の部屋にいた。
そして、ピーピー泣いてる俺に、

「男のくせに泣いてバカじゃないの」という正論をぶつけてきた。
正論はときに、正論すぎる。

俺はアタマに来て、灰皿を窓ガラスに投げて、窓ガラスを割った。
酒のせいもあった。

僕は20までタバコは吸わなかったのだが、彼女は喫煙者で、タバコを吸うときに僕に背を向けてコソコソ吸ってたので、そんなことしなくてもいいよ! と、吸い始めた。彼女はサムタイムライト。僕は当時組んでたバンドのギターの吸ってたハイライトで喫煙者デビュー。まあそれはどうでもいいや。

彼女は、おれが窓ガラスを割ったことを責めた。バカじゃないの!みたいな。
(カス!)と言われたように感じた。まあ、当然だ。

その時、あたまに浮かんだのが、以前、彼女が言った言葉だった。

彼女には尊敬する女ヤンキーの友人がいた。同じ高校の女子だった。俺は接点がなかったから話したことないけど、そのこと友達である自分を誇示するようなところが彼女にはあった。


ことあるごとに俺のことを彼女に相談しているということだった。

彼女は、ヤンキー女子友達の彼氏と俺をときたま、比較した。
ヤンキー女子友達の彼氏は殴るのだそうだ。そういって、俺をちょっと煽ったことがあった。


んで、俺はそんなことはできないというか、したくもないわけで、理解に困ってた。
暴力をふるう男がそんなに偉いんかい、と思った。

でも、この機会ならやれるのかもしれん。
そう思って、サービスで「ぼうりょく」をふるってやることにした。

DVをした日の記憶(3)

(1)https://ameblo.jp/444/entry-12751289308.html
(2)https://ameblo.jp/444/entry-12751290264.html

一気に書かないと、一生書かないと思う。
別に書く必要はないし、むしろ書くべきではないのかもしれないけど、書きたい。なんも意味ないし、誰にも役に立たんけど。


これは付き合い始める前のこと。

僕は高卒で就職するつもりだった。
てか、俺の仲間10人のうちで、大学にいったやつなんかひとりもいない。

しかし、何を考えたのか、大学に行くことにした。
夏休みを仲間と存分に遊んだ後だ。

母の実家が空き家になっていたので、そこで一人暮らしをして、勉強した。
実家がバイク屋というラグビー部のセンパイの店から、ホンダスーパーカブ50を3万円で買った。

んで、なんかしらんが、大学には受かった。
今は駅伝の新星みたいな扱いの、川越の大学だ。

その後、彼女ができたわけだが、彼女は川崎の全寮制の居酒屋に就職が決まっていた。

越後七浦シーサイドライン、弥彦スカイラインを中心に、ドライブするデートが多かったかな。
清い交際を重ね、僕たちは卒業した。

川崎と川越の遠距離恋愛がはじまった。


ぐあー、
なんか交際時代のことはバッサリ割愛します。
思い出してもいいことない。

まあともかく、仲良しカップルではありました。
休みの日には僕の住んでた長屋にも泊まりに来てくれた。

彼女は僕の薦めで、仕事を辞めて、大学を受験することにした。
彼女はご両親の援助を受け、所沢の予備校に通って、大学に受かった。

僕より1年遅れて大学生になった彼女。
同じ大学ではないですが、遠くなかったと思う。

まあともかく、大学生同士のカップルになりました。
彼女は新所沢、僕は川越。
それはかわらず。