80の誕生日 若さのほかには何もない
今年の11月に両親が80になります。
んで、重い腰をよっこらしょと言いながら上げるおれ。
ここいらで家族会をやりましょうと。
んで、温泉の予約を取った。
弟や妹に初めての招集連絡をし、11月半ばに新潟の北端、
瀬波温泉にいくことにしたぞ。
最大で18人かな。
両親がいなかったら生まれなかった=血が入ってる のが16人。
あとはうちの娘の旦那さんと、弟の息子の嫁さん。
ひ孫はうちの長女が2人目を8月に出産予定。
その頃には3か月になってるはず。
うちの親は、傘寿なんて祝ってほしくない、やるんなら米寿でたのみたいとか言ってたけど、8年後の11月なんて、誰が欠けてるかわからん。
というか、そもそも俺が生きてるか怪しい。
生きてたら63歳か。・・・怪しい。
傘寿の集まり。
嫌がる母を強引に言いくるめて、なんとかホテル予約までこぎつけました。
日本海の見える温泉です。
沈む夕日が楽しみです。
ああ、ネイキッ ド
以前、ソロキャンツーに行ったときのこと。
とある道の駅で僕は昼飯にそばを食った。
駐輪場に戻ってみると、隣に火の玉カラーのかっちょいいやつをはじめ、タマムシなど、カワサキのネイキッドが3台並んでいた。
あー、ええなあ、と思っていたら、オーナーの方たちが戻ってきて、出発の準備を始めた。
そのうちの1人が、こんなことを言った。
「ギア付き、まだ慣れてないんで怖いです~」
歳は僕よりちょっと上かな。
火の玉カラーのZ900RS。ええなあ。
「ギア付き初めてだからこわいですー。
でも面白いです。
ビッグスクーターからレベルアップしてよかった。」
ほうほう。
「チラッ」
隣にいる僕と、僕のビッグスクーターをチラ見して、なんか勝手に気まずい雰囲気になっておるご本人(笑)
おれもなんか「かっこいいですね!」とか、一言いえば和んだのかもしれないけど、その前にお連れさんが、「だよねー! ははは!」って言うもんだから、俺の出る幕はなくなってしもうた。
んで、その方たちを先に出発させ、僕はちょっと遅れて走り出した。
同じ方向。峠道。
<以下、妄想を含みます>
しばらくすると、さっきの火の玉カラーに追いついてしまった。
他の2人は、初心者の火の玉さんをほったらかして、400mくらい先を走ってる。
火の玉さんは俺のスクーターを見るや、俄然スピードアップ。
さっきの話の流れで、失礼な態度をとってしまったスクーターのり。
ましてやキャンプ道具満載のビグスクなんぞに抜かれるわけにはいかない、といった頑張りであろうか。
しかし、走りはやはり、初心者である。
マシンが良いとか排気量が大きいとか=速い、というわけではない。
僕から見ていても怖い感じ。ズリッと行きそう。
この人、初心者だってさっき、本人が言ってたわけで、ここで頑張らせては危ない。
おそらく彼が以前乗っていたビッグスクーターというのは、TMAXではないはずだ。てか、そもそも、ビグスクのなりをしつつまあまあ走る、TMAXを知らんのだろう。
前でコケられても困るので、さっさと抜かせてもらった。
戦意喪失させたかったのだが、なんかがんばっちゃってる。
んで、その先の飛ばしてる2台のセンパイに追いついて、ちょっと強引にアウトから抜いて、先頭のおっちゃん(だよねーの人)の前で、手のひらを下にして上下させるジェスチャー(スピード落とせ)をした。
そもそも初心者と3台で走ってて、初心者をケツにするか普通?
そしたら、その先輩たちはちゃんとスピード落とした。
初心者さんはともかく、気持ちよく攻めていた彼ら2人がもし、僕を抜き返し、本気で走ったなら、絶対僕はそれ以上何もできなかったと思う。僕はその時、サイドスタンド擦りながらの限界走行だった。本気で追いかけて抜いたので。
スローダウンしてくれる大人で良かった。
あこがれの大排気量ネイキッドチームを抑えられて、少し気持ちよかった。
そのあと、彼らとは接点がなかった。
すぐ先の最初の観光地の駐輪所で、再会をちょっと期待したんだけど(火の玉と写真撮りたいとか、不純な動機)現れなかった。
一本道なのに来なくておかしいなと思ったけど、まあ、事故ッてはいないでしょう。
・・・いや、うーん。
どうなんじゃろう。
初心者さんのZ900RS、コケて傷ついて「ギヤ付きなんてもういや!」 とかだったら、僕が喜んで引き取らせていただくぞ・・とか、不謹慎なことを考えつつ、
旅は続いたのでした。

