アル中クライシス
二十歳のころ、第三書館という出版社の本が仲間内でよく回し読みされていた。
ザ・殺人術とか、ザ・暗殺術とか、マリファナナウとか、チョコレートからヘロインまでとか、なんかサブカル系の色の濃い出版社だった。
このあたりも第三書館。
んで、22歳の時だったかな?
たまたま本屋で見かけたこの本が気になって、買って読んだ。
これは、とあるおっさんが経験した、アル中の世界のおはなし。実話。
アル中に限ったはなしではないけど、麻薬中毒とか、引きこもりとか、自分と自分の外側に境界線を引いて生きているひとたちが、どれほど滑稽な嘘をついてしまうのかとか、とても興味深かった。
また、アル中の人たちの見る幻覚の強烈さとか、精神病院の閉鎖病棟の話しとか、そんな世界がすぐ自分のわきにあるんだなあって思って、面白かった。
家族にどれだけ迷惑をかけてしまうのか。
本人にとってすべてに見える世界がいかにこじんまりとしたものなのか。
アル中になるひとってのは、どういう傾向にあるのか。
アル中を抜け出すには、どんな方法があるのか。
薬物中毒の人も同じ。
なんか、ダルクっていう励ましあいワークショップみたいな? 施設? の話しをテレビで見たことがあるけど、あれと同じで、今日一日だけ我慢しよう。今日一日だけアルコールを飲まないことにしよう。今日一日だけ麻薬をやめよう。みたいな、その積み重ねなんだって。
脆くて、なかなか抜け出せない世界。
もし周囲に心無い人がいたら、一瞬で元の木阿弥となってしまう、綱渡りの世界。
アルコールとは、節度のある付き合いをしなくてはならない。
もし、一線を越えてしまったら、津波のように人生かっさらわれてしまう。
そんな学びをくれた本でした。
断酒して丸10日
9日に発熱があってから、一滴も酒を飲まずに過ごしています。
もう熱もないし、別に飲んでもかまわないんだけど、全然決意とかそういうのでもなく、ゆるーく願掛け? してんのかもしれない。
とりあえずわかったのは、僕はアル中ではないということだ。
毎晩酒を飲むようになって、15年くらいになるのかな。別に酒が飲みたいーってわけではないんだけど、習慣になってた。
酒飲まない夜って、徹夜で仕事しているときとか、夜通しバイクで走ってるときくらい。
アル中かどうかの判断って、48時間、酒を飲まずにいて、体調に異常が出るかどうかなんだってね。
僕は禁断症状が出なかったので、アル中ではないということです。
少し心配だったんだけどね。
で、いつまで断酒するのかというのは、実はちょっと思うところがありまして、7月末くらいになるかもしれないかなあ。
あ、でも7月1日に勤め先の全社イベントで飲まなきゃならないんだけど、それはノーカン。
というか、部屋でひとりで飲むのをやめとこうかなという感じかな。
願掛け、なのかな?
万事うまくいきますように。










