先日に新聞社から記事取材に、若い大工弟子修業時代の写真を今度の
記事に使用したいと申し出在り、探して最中にアルバムに23歳時に
秋田故郷の育ての両親に新築家をプレゼントした時代、55年前の
アルバムに懐かしい物語が浮かび上がってきた。養子として育て親父母も
建前に手伝いの村の方々も、私の大工の師匠も兄弟子も建前の村人も
皆思い出と共に天国に旅立ってしまった。皆様のお陰で協力があったからこそ
新築の家もプレゼントできたと、今でも感謝しております。
山から杉の木を切り倒して、「失敗しても良いから建てて見ろ」と親父に
励まされて、育ててくれた親への親孝行がこの新築家でしたね。
自分でも23歳で度胸決めて無我夢中で建てた家のあの時代、
驚きと感動が今読みかえってきました。
建前のお祝いに村の人々ももう居ないでしょう、子供達も今還暦過ぎて
年老いて白髪になったでしょうね。懐かしの55年前の写真でした。