~いつか勇者がソナタの前に現れるであろう。


その日に備え、精進せよ』



五年前に夢に出てきたお告げを僕は真に受けた。。



いま思い出すと、使いのハト、、、頭に金の冠を乗っけてるだけだったし、、


そういや、お告げも当時クラスで流行ってたノストラごっこでこんな感じのやってたなぁ、、、


なんで信じちゃったんだろう。。


ピュアだったのかなぁ・・


高校も行かず、僕はいっしょうけんめいにやってきた。。


同年代の男女が面白おかしく過ごしている時だって


僕は黙々と努力したよ。。



いつか勇者が現れてさ、


『やぁ!君の作る皿は我がパーティーに最適だよ!』


『頼みがあるんだ。是非、僕の、僕達のパーティーに加わってくれまいか?』


ってさ、(涙)



RPG史上初の皿職人になれると、、、


ずっとずっとずぅぅぅぅぅっと待ってたんだよぉぉぉぉぉ!!!!!



勿論、皿を焼くのは当たり前だよ



でもそれだけじゃパーティーに誘ってもらえないの分かってたから


鉄のブーメラン皿とか


皿占いとか


皿の傘とか、、


空飛ぶ皿のマントとか、、



DJっぽいのも考えてたんだよ、、、、(涙)


なのに。。。



国内最年少人間国宝って、、そんなもの、、欲しくないよ!!!



だからたまにムシャクシャして皿を思いきり割ってやるんだ。


『あ”ぁぁぁぁ!!!!億がぁぁぁl!!!!』って担当が叫ぶけど


僕の気分は落ち込んだままだ。。



河童にでもなろうかなぁ、、







長引く[4丁目ダンチーズ]と[2丁目ショウテンガイーズ]との


因縁の朝野球、


この抗争の1番の犠牲者である


通称[3丁目ベンチウォーマー組]のメンバー達が、ついにキレました


『人がいない時の人員確保の為に呼ばれ、邪険に扱われ、


暇なので携帯をいじっていたら、ヤル気がないなら帰れ!と怒鳴られ、、、


ほんとうに帰ったら陰口をいわれ、キレイなユニフォームを妻に気遣われ、、、


もう限界だ!!!


俺達でチームを作って、4丁目と2丁目の奴らをぶっ潰す!!』



とのキャプテンの咆哮で3丁目の住民をベースに


新チーム[3丁目ヨンニーファキュウズ]が結成されました。


メンバーは20人いますが、15人の第一希望ポジションがベンチでした。


僕は、『お前はまだケツが青い!!!試合中に座るなんざ14年早い!!』と叱られたので


第2希望の座布団作りにコンバートされました。


第3希望のマネージャーにならなくて本当によかった。

気弱な自分に嫌気がさし、自己啓発のセミナーに通うことにしたんです。


ジャックスパ太郎とはそこで出会いました。


彼はセミナー以外でも僕に親身に接してくれました。


セミナーを辞めようとしていたとき、『君には眠ったままの才能が28個ある』と言ってくれました。


3年ほど前からスパ太郎さんが『海に出て旅をしたい』と僕に相談してきました。



僕の事を大事にしてくれたスパ太郎さんの為に出来ることなら何でもしようと思いました。


それで、会社の経理を騙しました。


スパ太郎さんの口座に入金してから、まだ連絡は1回も来ていません。


きっとスパ太郎、


いや、船長は僕を助けに来てくれる!!


僕には分かる!!


茹でタロー原作の長編漫画[番長物語]に出てくる佐々木さんが大好きだ。


生まれながらに3代目見積もり仮面という宿命を背負いながらも、懸命に生き抜く姿に感動する。


特に僕が泣けたのは、チビッコ達に好きなだけボディーを打たせたあと、橋げたでゲロを吐くシーンだ。


そのガッツにも泣けたが、


『へへ・・・あいつらぁ、無料(ただ)と分かったら本気できやがって・・1発1万円なら、、ビルが建つぜ、、オエェェェェ!!!』と言い残し、家まで歩けずに途中でタクシーに乗るシーンには、大人になった今でも勇気付けられる。


『よぉ!オメーら、眠れない夜はヒツジを見積もりな!あばよ!』と言い残し


街を去っていった83巻は、今でも僕のバイブルだ。





--ご案内--マムシゲを捜しています--


本日、当ランドで行われました[元気でね!マムシゲ]のイベントにおきまして


マムシのマムシゲが飼育員の指を負傷させて逃亡するという事件が発生いたしました。


昨年の春、怪我をして発見されたマムシゲを保護し、野生へ帰すべく、


担当の飼育係をはじめ、沢山の方々のご協力をいただきこの日をむかえました。



保護した当初から、[フェザーハットを被ったマムシを保護]と新聞に載り


『気をつけよ!我は貴族なり!』と、マムシらしからぬ言動が話題になるなど


一躍当ランドの人気動物となりました。


器用にフェンシングを咥え、飼育員長の藤井茂とのフェンシングタッグマッチなど


来場者を楽しませてきましたが、藤井茂の『マムシはマムシとしてやるべき事がほかにある』との意見を尊重し


この度、マムシゲを(*当初は名前がマムシのマムピーでしたが、藤井茂氏のシゲルから借名)


野生に帰す活動を行ってきました。


そして本日、シゲル飼育長のお別れの挨拶と同時にマムシゲを野生に帰す予定でしたが


お別れの前に急遽、マムシゲが『シゲルに挨拶がしたい』という事で予定を変更し


マムシゲとシゲル飼育長との最後の挨拶となりましたところ


[貴族風に手の甲にキスをする]という段階でマムシゲに噛まれていた事が発覚し


マムシゲから事情を聞く為に、マムシゲを捜すこととなりました。


シゲル飼育長は『前の日にギターの練習中に切った』と傷口を説明しておりますが


詳しく取り調べを行ったところ『マムシゲに頼まれてやった。後悔している』と自供。



現在マムシゲは家屋の軒や公共施設などの雨風をしのげるような場所に潜伏している可能性が高く


もしマムシゲを発見した場合は至急当センターへご連絡いただけますよう宜しくお願いいたします。