~前回までのあらすじ~


[第8回パンナコッタガールズ]のオーディションに出場したジュリアンヌだったが、


お昼の休憩中に知り合いになったジェファーソンマチルダクミコが


20年前に生き別れた実の姉の同級生に顔が似ていた事を


付き添いの母親に告げられてしまう!


このままでは3次予選のコッタ審査で満足するコッタが出来ない・・


意識を集中させる為に必死にセブンスターを探ジュリアンヌに思わぬ人物が!


あの頃の僕はどうかしてた。


いつもブーメランを持ち歩き、気にいらない人を片っ端から傷つけて歩いていた


リュックの中には、いつも海苔を持ち歩くぐらいに海苔に夢中だった。


[オフアンドクローズ]にのめり込み、ギターをかきむしった


オフクロのアルバムを全部揃える為に始めたバイト、


そこで僕は三浦さんにバドワイザーの味を教わった。


3人麻雀を教えてくれたのも三浦さんだった。


三浦さんがバイトを辞めて、ビルの道で食っていくと言われた時、


ボディビルの事だってことに後から気付き、僕は泣いた。


真夏に真っ黒な革ジャン、穴だらけのジーンズで、三浦さんは東京へ旅立った


その三浦さんのいきつけの飲み屋で片っ端から『三浦さんのツケで』と飲み歩き


追われるように僕も東京へ向かったのは三浦さんにはまだ内緒にしている。



通販で[忍者育成キット]を買った。


トライアルキットとベーシックキットとエキスパートキットとファミリー向けキットなどなど


大家族から核家族まで幅広く用意されているのに驚いた。


僕は、人数限定の[カゲマルキット]の赤忍者バージョンを買った。



キットには様々な忍者育成の為の道具が梱包されていた。


強靭な足腰を鍛えるための[地面につけるな!3メートルのフンドシ]


身軽なジャンプ力を身につけるための[竹の種]


敵から身を隠すための[ケムリ玉]


その他にも池の中で呼吸するための道具や


電信柱と同化する布、


クサリカタビラや、忍者の衣装などもキットには入っていた。


そして、[オマケ]もついていた


そのオマケには


空を舞う[男の革製品]の本と、モモンガの皮の他に


巨大ガマガエル育成キット(蛙の卵、水槽、餌、等等)がついてきた。



もう僕の頭の中は忍者だった。


ミッドナイトのコンクリートジャングルを自由自在に飛び交い


手裏剣や忍術を駆使し、任務、もとい忍務をまっとうするのだ。



やるぞ、、忍者になるぞ!と意気込んでいたとき


キットの1番下に[怪我をした時の救急道具]という小箱を見つけたので


ガマの油かと思ったら


マキロンや風邪薬が入っていて


何故かは分からないが忍者熱が一気になくなった。。。

あれは子供の頃、たしか小学3,4年生だったと思う。


【日本と某国*流石に国名はヤバスギ・・】の友好で、交換留学があった。


僕らのクラスからは斉藤君が、そして某国からはペドロ君がそれぞれの国へ留学となった。


1週間ほどで斉藤君が急性胃腸炎で帰国になった。。


『詳しくは説明できない、したらお父さんお母さんが危ない』


『ネクタイのおじさんが壁をドーンって叩いて、、、、凄く怖い』


という理由で、斉藤君は多くを語らなかったが、


水木シゲルの書いた妖怪全てを覚えている斉藤君が


まさかのドロップアウト、、、


帰国しそのまま病院に向かった斉藤君を見たペドロ君の


『ほれ、ソレ見たことか、pupupu!!!』という表情を見て、いかに某国の治安が厳しくて、


ペドロ君が政治的に日本に仕方なく来たかという事がよーくわかった。。


そのペドロ君は


ダイソーで【ペドロ】という名前の印鑑がどうして手に入らないんだ!!と騒ぎをおこし、


そのまま某国へ強制帰国となりました。


帰国寸前にタトゥーショップで


【替え玉、最初から入れた状態でお願いします】と、愛食のラーメンについてのメッセージを彫ったと聞き、


悪いやつではなかったんだなぁと思いました。



下級生の僕達に麻雀を教えるとハマ先輩が言うので、


僕ら3人で先輩の下宿を訪ねた。


ハマ先輩はワードとエクセルで作った[麻雀の極意]という資料を僕らに1冊ずつくれた。


【第一章マージャンとは?】から始まり


【最終章さらばマージャン!でも、また、カミングスーン!】まで


広辞苑ほどの厚さの資料だった。


あまりにも重くて、それ以上にハマ先輩の


(オマエラの為にしてやった)


という顔つきがムカついたので


冬道の途中、自転車で帰る途中に辛いのとムカついたのとで


橋の上から川に捨てた。


後日、ハマ先輩が不法投棄の疑いで学校から呼び出されたときは


ざまーみろと思ったが


先輩から受け取った一冊一冊にそれぞれ僕らの名前入りのサインがしてあり


結局、先輩と僕ら3人で川のゴミ広いをする羽目になった。。