3年以上放置していた、左顎下のシコリ。
2023年2月、『顎下腺多形腺腫』の診断を受けました。
自分の気持ちの整理のために、これまでの経緯を書いています。
近所のクリニック(内科)で、しこりの指摘を受けて1ヶ月半。
2軒の総合病院をハシゴして、手術する覚悟はできた…
つもりでした。
しかしながら、手術や後遺症について調べれば調べるほど、
「手術を受けるのが怖い」
という気持ちは高まるばかり。
・全身麻酔をかけること
・身体にメスを入れること
に対する恐怖ももちろんありますが、それ以上に、
・顎の下に傷痕が残ってしまうこと
・後遺症によって、これまでどおりの生活が送れなくなってしまう可能性があること
が怖い!
傷痕に関しては、半年ほどでキレイになるケースが多いようです。
ですが、その半年間は、自分の傷痕と向き合わなければなりません。
アクシデントでケガをして、傷が残ってしまった場合は、受け入れざるをえないでしょうが、
手術の場合は、あくまで自己判断。
極論を言えば、
「傷痕が残るのが嫌だから手術は受けない」
という選択肢もあるのです。
私の性格上、服で隠れる部分であれば、仕方ないと受け入れられたと思います。
しかしながら、今回は顎下。
ストール等で隠すこともできるでしょうが、
中○彬さんスタイルでずっと過ごすのはちょっと…
かといって、テープを貼っていることで、
「それどうしたの?」
と、大して親しくない人に聞かれるのもイヤ。
人目が気になって、外出するのが億劫になってしまいそうです。
また、私は食べることが大好き。
手術後、顔面神経に麻痺が残ってしまい、
「外での食事を楽しめなくなったらイヤだなぁ」
という思いも強いです。
もちろん、命を守ることが最優先。
そう頭では理解できています。
でも…
女性の平均寿命は、87歳。
この先の長い人生、自分らしく楽しく生きていくために、
後悔のない選択をしたい!!!
そんな思いを胸に、ネットサーフィンを続けていたこところ、
「口内法」
による手術を受けた方の体験談をいくつか発見しました。
「大学病院では、口の中から手術ができるケースがある」
という話は、総合病院②の女性医師からも聞いていました。
その時点では、
「命に関わる状況でもないのに、わざわざ大学病院に行くなんて」
と思っていましたが、手術への恐怖が増したことで、
「口内法」
に惹かれる気持ちがどんどん強くなっています。
私調べでは、
「口内法」
での顎下腺腫瘍摘出手術の実績がある病院は、少ないようです。
私の目に留まった病院は、県外。
しかも、新幹線(あるいは高速バス)の距離。
「じゃあ明日行ってみよう」
と気軽に行ける病院ではありません。
でも、日本国内。
少し頑張れば、行けない距離ではありません。
この病院(医師)に望みを託したい!
今月末、始発の新幹線に乗って、受診することを決意しました。