施設は高台に建ってて、湖が遠くの方に見渡せてました。
「うわぁ~遠そうだなぁ~あいつらほんとに行ったのか
」「取り敢えずさぁ~途中まで行ってみようよ」
愛と2人になれる事が、俺には少しだけ楽しかったんです。
20分程歩いたんですが…
「どうしよう、居ないねみんな…もう~戻った方がいいかなぁ~」
って愛が腕時計を見ながら…
「そうだなぁ~もう戻ろうか
」「うん、ごめんね
」俺達は諦めて戻る事にしたんです。
施設に戻るとヨシト達は既に帰ってて

もう昼食を終えてました。
「何だよ、帰って来ねぇから捜しに行ったのによ…」
「あぁ~悪いm(__)m湖遠そうだったから周りうろついてたんだ(笑)もう先に飯食ったからよ」
食ったからよ
ってまったく…「愛ちゃんはお昼どうする
」「ねぇ~hide君一緒に食べよか
」「うん、いいけど」
二人で食堂のメニューを見に行ったんです。
食券を買い注文すると空いてる席を探し向かい合って座りました。
ヨシトが俺達のテーブルに来て…
「最後のI支部の連中も来たんだってよ…それからこれが俺達の部屋」
紙を渡され覗くと施設内の見取り図が書いてあったんです。
「そこの印し付いてるとこだから…先に行ってるからヨロシク

」愛ちゃんの方もミキが紙を持って来たんです。
「愛ちゃん達は何処
」「三階の西…337だってhide君達は
」「俺は二階の…東205だってさぁ」
急いで食事を終え二人はお互いの部屋へ向かったんです。
俺の部屋は調度通路の真ん中辺りで、部屋って言っても病院みたいにベットが六つ置かれてるだけ…
通路の反対側にも同じような部屋があり、全開の部屋には扉が無くアコーデオンカーテンで開閉するお粗末なものでした。
「えっ、何だよこれが今日泊まる部屋なのか
」「研修施設ってこんな感じ何だってさぁ~」
「ひでぇ~最悪…しかも何だよ二人で窓際取ってよ」
「hide怒んなよ
ほら、ベット四つどれでも使って良いからよ」「ふざけんなっつうの
」別にマジで怒ってた訳じゃないんです。
ほとんど冗談で騒いでただけ(笑)
その時館内の放送が鳴り、食堂の隣のミーティングルームへ集まるようにと連絡があったんです。
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