サッカーを見ていて、疑問に思ったことがある。
それは
「1人退場した後、どのようなモチベーションで試合に臨んでいるのだろうか?」
ということ。
プレミアリーグ第17節のトッテナム vs リバプールを見ていて、なんとなく腑に落ちた気がしたので、初心者目線でまとめてみる。
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数的不利=まず考えるのは「失点しないこと」
人数が1人少なくなると、
当然だけど相手のほうが数的に有利になる。
だから最初にやることはシンプルで、
「これ以上、失点しない」
ここを最優先にする。
無理に取りに行かず、
まずはゴール前を守ることに集中してるように見えた。
なぜブロックを敷いて、真ん中を固めるのか
数的不利になると、
多くのチームがラインを下げてブロックを作る。
理由は単純で、
- 真ん中を使われると一気に崩されやすい
- 人が少ない分、中央を割られると対応できない
だから、
「サイドはある程度OK。でも中央は絶対ダメ」
という考え方なんだと思う。
サイドに出されたら
- クロスは跳ね返す
- 中で体張る
とにかく危険なエリアを消すといったことが大事。
攻撃はカウンターか、セットプレー頼み
人数が少ないと、
ボールを持って攻め続けるのは正直きつい。
そのため、狙いはこの2つとなる。
カウンター
- 相手が前に出てきた裏のスペース
- 少ない人数でも一気にゴールに近づける
セットプレー
- 人数差の影響が出にくい
「少ないチャンスをモノにする」
これが数的不利の攻撃なんだなと感じた。
1点取れると、流れが一気に変わる
この試合で感じたのは、
1点返しただけで、空気がガラッと変わる
ということ。
押されていたチームが前向きになり、
相手は「追いつかれたら嫌だ」とプレッシャーを感じる。
なので、「耐える時間」がすごく大事で
- すぐに点を取りに行かない
- まずは耐える
- チャンスが来るまで我慢
「1点取れれば、流れが来る」
それを信じて、耐えているように見えた。
初心者なりのまとめ
- 数的不利になったら、まず失点しない
- 真ん中を固めて、危険な場所を消す
- 攻撃はカウンターとセットプレー
- 1点で試合は本当に変わる
守りながらチャンスを待つ戦い方も、
分かってくると見ていて面白い。
