あの友を
これ以上ぶら下げ 傍観し続けてよいのか
鈍い痛みを引きずって
あの友の 悲しみを
あの友の 苦しさを
わかってくれる人々が多く輩出されてきた。
20世紀最後の十年を
21世紀直前の紺色の暗い闇の黎明の十年を
闇に埋もれた歴史的悲劇を
誰が見逃してなるものか
新しいかたちの残酷な歴史が始まるきっかけともなったあの十年を
歴史的悲劇の荒波のまっただ中に
身を置き、あらがい続けた生命は
背水の陣に常に生きる
という
僕のライフスタイルの
心臓の筋肉となった
一度は築きかけた城も崩壊したかにみえた。
様々な風波にさらされ、
忙殺されながらも失わなかった、
手を離さなかった左手に持つこの使命の重さ。
この身をひきずりながら
懸命に外すことのなかった
痛みを伴うあまりにも重い重い鎖の束
魂を込めて
捨てず
手を離さず
傷だらけになりながら
護り抜いてきた
計り知れない大きな舟
ここに具体的なかたちを、
証していこう。
サラサラ流れる雲や水のようにではなく
熱すぎる あまりにも 多くの魂を
うだるような熱風と熱波の事実を
ここに記し、
恒久的に継続可能な真理の道を
今、示し、
今、残そう。
恒久的に語り継がれていくべき、
あの惨事の数々を。
滑稽な泥人形に化けたあの過酷な日々を
凄惨を極める残酷な悪魔の手口を今証していこう。
自らの清らかな精神と、
絶え間のない嵐のような葛藤の心境を。
鮮明に粉飾なく綴ろうではないか。
化身であったこの醜い姿の理由を。