尾木直樹さんのブログには、いじめによる犠牲者が数千人と書いてありました。世界なのか日本なのか。
いずれにしても大変な人数である。
彼らには遺族がそれぞれあり、いじめ軽視の内容のテレビ番組を見たときにどんなふうに思うのだろう。私がもしもあの時、生き残ることを選んでいなかったら、私の父母はどうしていただろうと思う。そんな違った未来なら、私の両親は、どんな顔をしてテレビを見てたのだろうとよく思う。
僕の遺影を見て僕の遺書を読み返して、悔しくて悲しくて泣くんだろうか。それともテレビは見ないようにしているのだろうか。キモいという言葉をテレビで町中で職場で、聞いて、一瞬にして表情を曇らせ、数秒間思考停止状態になるんだろうか。麒麟のお二人は、そんな私たちの父母にあの漫才を見せるのだろうか。先生の真似をしてシーチキンとはやしたてられるんだろうか。リアルとファンタジーの境目がムチャクチャと批判されるんだろうか。
是正を求めるとの声に答えるならば、意見を受け付ける機関が長いことずっとなかったに過ぎないんだ。尾木直樹さんの登場は本当に一筋の涼水だった。